相談にみえる方のなかには、
例えば毎月の生活費が、ほかの家庭と比べて多いのか少ないのか気にする方がみえます。
収入や家族構成を比較しながら、「少ないです」と私が答えれば、安した顔をされます。
反対に、「少し多いのでは」と私が答えれば、やはりそうですかと顔を曇らす方もみえます。
しかし、ここで安心しても家計収支が、今後円滑に回っていかなくては、それこそそこが問題なのです。
サラリーマンの方で、
同期入社で同額の給与をもらう人でも、使うお金の額と目的は一緒ではありません。
入社後に貯蓄をはじめても、何年か後に、貯蓄残高が同じ方はほとんどいないでしょう。ましてや家族を持てばなおさら変わります。
つまり、ほかの人と比較をすることは参考にはなるかもしれませんが、
そこで、安心をすることは出来ないのです。
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