先日、私が属しております団体のひとつ、
「福祉住環境コーディネーター協会」の
総会に参加して。
厚生労働省の担当審議官の講演も聞きました。

そこであらためて思ったことが、
健康は節約だ、
ということです。

今回は、健康を維持することは、
お金を貯めること同様、
私たちの生活にとって、

とても大切であるということを
お伝えいたします。


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介護保険も自己負担3割の時代へ
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介護保険制度がスタートした時、

介護保険のサービスを利用すると、
自己負担は1割でした。


しかし、その後制度が3年ごとに、
改正されるたびに主に年間の所得で、
この自己負担の割合が変わっていき、
今後は、3割負担する人も出てくるようです。

この先、改正ごとに、
自己負担の割合が高くなっていく人は、
ますます増えていくでしょう。


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介護の状態になった人が負担する
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風邪をひいて、
お医者さんに行って、
診察を受けて薬をもらうと、
その医療費の3割を自分で負担して、
残りは健康保険が負担してくれます。

同様に、
要支援1,2
要介護1から5に
判定された介護の状態になると、

例えば、つえを借りるなど、
その状態に応じたサービスを、
1割の自己負担で利用できるのが、
介護保険です。


なお、現在介護保険料は、
40歳以上の人が健康保険料と一緒に納付しています。


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健康ならば使わなくてもいい制度
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健康寿命ということばをご存知だと思います。

介助の手を必要としないで、
自分だけで生活できるおおよその年齢です。


様々な説がありますが、
男性は73歳くらい、
女性は76歳くらい、
といわれています。

つまり、その後平均寿命まで、

男性は、約7年間、
女性は、約10年間、

何らか、
人の手を借りて生活をする
可能性があるということです。


その状態が、
介護保険の適応を受ける、
介護が必要の状態であれば、

現行法であれは、
1割の負担ですが、
今までいらなかったお金が、
家計から必要になる、
ということです。


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無駄なお金を使わないために健康が大切
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家計から余分な支出を減らすためにも、
健康寿命を延ばすことも有効です。

そのためには、
言い尽くされたことですが、

日頃から、
健康を維持することに、
心がけるということでしょうか。




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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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健康であれば、

その分家計の支出が減ります。

つまり、健康は節約でもあるのです
「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ第252号」より
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