私のようなFPには、保険商品は、相談者やその家族が、これからの生涯お金の心配をしないで、ご自身で思い描いた生活をするための提案やバックアップをするための貯蓄と保障を兼ね備えた金融商品のひとつと位置付けています。

 資産形成をするのに同じ金額で運用をするのであれば、定期預貯金、株式投資や投資信託などの金融商品で運用した方が、保険商品での保障部分の経費分、運用益がお得になるかもしれません。反対に保険商品で運用益を得た方が良い場合もあります。相談者の家族構成や家計によって違ってきます。

 ただし、損害補償の火災保険や自動車保険は、他人に損害を与えた時の補償でもあり、保険商品の貯蓄とは別の意味で加入が必要と位置付けています。

 

 

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