はじめは、動物好きの弟の強い希望でゴールデンレトリーバーを家族に迎えた。とても美しく優しい子で家族の宝物になり、白血病で12歳で星になった。あまりの辛さに家族でもう動物を飼うのはやめようという話になった。
その後、寂しさから家に来た猫に母が餌をあげてしまったら、その猫がある日子猫を5匹連れて来た!気づくと庭の大きめの植木鉢に可愛い子猫が5匹入っていて、母猫が側で世話をしていた。
うちを選んで来たのだから私が責任を持つと言って、母はすぐに捕獲用のケースを購入し5匹に去勢、避妊手術やワクチンを受けさせそのうち3匹を看取るまで育てた。
そして子猫の餌を買いに行ったペットショップで出会った、ゴールデンそっくりのダックスフンドも仲間に加わり、その後10年以上猫と犬が兄弟のように育った。昨年最後の猫が母に抱かれて18歳で亡くなった。
半年経過して、生まれた時から犬、猫たちと育った一人っ子の息子が寂しがり、両親も寂しいねと2代目の保護猫を迎えることになった。
友達のお隣さんが保護猫のミルクボランティアをしていて、初めての面会で亡くなったキジトラ兄弟にそっくりの子猫たちに出会った。強い縁を感じて引き取ることに。動物と一緒に暮らすことはもうないかもしれないと思っていたから、感慨深い。人と同じように動物も出会いだと思う。
振り返ると家族の歴史と一緒にいつも犬、猫がいた。たくさんの思い出がある。
嬉しい時も悲しい時も、いつも変わらず優しい気持ちにしてくれる存在。新しい家族。また思い出が増えるね。来てくれてありがとう。