ブルーム・オブ・ユース。 ラストチャンス / Something ELse 普段洋楽ばかり聴いてる僕がなんでこんなだっさいバンドのことを書こうかと思ったかというと、 むか~し、一緒の音楽サークルに属してたこともあるんですよね。 当時の彼らの印象って、仲間うちにあまりコメントしないし、「俺らはもっと上目指してるからね、へたっぴの皆さん、せいぜいがんばってね」みたいなちょっとお高くとまった印象・・まあ、本人達どう思ってたかは知らんけど。 たしかに演奏という意味ではかなり、一歩秀でていたことは確か。 でも、「雷波少年」と共に去った、あの体たらく。 まあ今調べたら当時オリコン2位かなんかまで行ってたので大成功のうちか。 2008年に再結成したらしく、Youtubeにもビデオがけっこうあるが、僕に言わせれば・・(笑)・・まあ、世の中に出てもいない人間にとやかく言われたくないだろうが。 ダブルチョーキングビブラート、って言うんだろうか?2弦で同じ音の片方をチョーキングしてビミョウにトレモロっぽく唸らせるギターとか、日本で当時やってたの、彼らと僕の「だんだん誰もがひとり僕だけを残し立ち去ってゆく」という楽曲だけだと思う・・(ブルーム・・はアマチュア時代の曲かな?) 思うに、日本の音楽業界って演奏能力を重視しすぎだと思う・・もっと他人と違うアイデアを豊富に持ってる人をもっとバックアップして押し出してもいいんじゃないかと。 その原因っておそらく、厚すぎる半引退層・・当時から作曲家やアレンジャー、作詞家、プロデューサーが多すぎるんだよね・・日本って。 だから彼らの手足になる人間しか要らない。 最終的にはその「オッサンが手足になる若者を操る」構図は小室哲哉でエンターテイメント化され、今の秋元康史とAKBの関係までまったく変わらないわけで。 今でこそオンガク業界って屍なんだろうけど、 当時からアメリカンドリーム的な、オンガクで成功することを夢見てた人達ってたくさん居たと思う。でも、日本って未だに音楽って柔道や剣道のような「〇〇道」的な師弟関係とかで終始するような気風が色濃いと思う。 オンガクにやたらと大きな夢を見させるのは害悪だと思う。 それよりは自分の人生なり生き方をマネージメントさせる能力に夢を持ってほしいと思うなあ。 それが結果としてオンガクになる人も居るのかもだけど・・最近はいろいろテクノロジーも進んでるしね。