明日の大東は長野県飯田市で中京大との招待試合が組まれています。

春季大会は7試合が予定されCグループは明日で全日程が終了します。

注目カードは帝京×早稲田と筑波×慶應でAとBも1位が確定します。

 

大東は来週ホームで慶應戦ですが結果より内容がとても気になります。

ベストメンバーでなくても勝つためにどんな準備をしたか注目します。

慶應は春季大会以外に早稲田、明治、天理と招待試合をしています。

早稲田戦は27対52、明治戦は45対56、天理戦は31対26だったので、

大東は来週の慶應戦でどれくらいの位置にいるか分かると思います。

 

大東はここまで4試合して強みと弱みが明らかになったと思いますが、

東洋のように強めのシャローに手も足も出ないのならお先真っ暗です。

どんな状況になっても対応できるようにして試合に臨んで欲しいです。

 

シャローの弱点は裏へのキックですがこれは知識なのでノウハウです。

SOは誰か分かりませんが常にBK3の位置を確認する必要があります。

背後を取るキックが難しいならハイパントでも効果があると思います。

 

シャローディフェンス対策としてもうひとつスイベルパスがあります。

フロントドアから真後ろの深い位置にいるバックドアにパスするため、

フロントドアがデコイ(おとり)になってプレッシャーが軽減されます。

 

 

ただ頻繁にスイベルパスを使うと相手側にばれて効果がなくなるので、

FWの9シェイプでボールキャリーしていくことも必要になってきます。

1人でゲインラインを越えられないならハンマーした方が良いですし、

ラインをずるずる下げられるのはシャロー側にとっては嫌なことです。

 

 

これは大東だけでなくリーグ戦全体に言えることかもしれませんが、

ここ数年前から対抗戦に対し負け癖がついているように感じています。

強者が相手でもどうすれば勝てるか試合前から思考が停止しています。

弱者のメンタルを改善しない限り深い溝が埋まることはないでしょう。