昨日、注目していた東洋戦のメンバー26名の発表がありました。
BKのスタメンは立正戦と同じですがFWは少しいじってきました。
大東は留学生のスタメンは1名、リザーブ2名で1年は計4名ですが、
東洋はFWにスタメン3名、リザーブ2名で1年は2名となりました。
春から本気モード全開の東洋とどこまで戦えるか非常に楽しみです。
今季も大東の生命線は規律の守られた組織的な守備だと思います。
守備が破綻し失点が多くなると競った試合にすることは不可能です。
80分間集中力を切らさずシステマティックに守れるかが課題ですが、
悪かった点は試合の途中でも修正できるようでなければいけません。
1ヶ月前にルール変更があったら上手く適用するよう書きましたが、
リーグワンと春季大会で新ルールが採用されているのを確認しました。
ラックで早くボールを使うようレフェリーが5秒カウントしていました。
これによりSHのハイパントが減りブレイクダウンの回数が増えました。
今季の大学ラグビーはキックの少ない従来のラグビーに戻りそうです。
このルールは段階的計画の第1段階として3/19から適用しています。
第2段階は5/9開催のWR理事会でルール改正が検討され決定するので、
ここでキックテニス(ロングキックの応酬)のオフサイドについてや
スクラムでのFKはスクラムを選択できないはしばらく先だと思います。
第3段階や第4段階が正式決定されるのがいつになるか分かりませんが、
5/9のWR理事会で競技規則改正のパッケージが検討されるとあるので、
6月のウィンドウマンスの時は試験的に採用されているかもしれません。
スクラムとラインアウトの時間制限やモールのワンストップの導入は、
寄与度の高い大学ラグビーにとって勝敗に大きく影響するルールです。
ラインアウトで競らなかった場合はノットストレートになってもOKも、
導入されたらモールディフェンスも大きく変わることが予想されます。
今回のルール改正の主目的はボール・イン・フローの強化や中断の削減、
プレーヤーウェルフェア(プレーヤーの安全性?)の向上とあります。
ボール・イン・フローとはボールインプレーと同じ意味だと思うので、
今後も時間の浪費を減らしインプレーを増やす方向になると思います。
ラグビー選手は更にフィジカルやフィットネスの強化が求められます。
観てるこちら側は嬉しいことですがやる選手側は相当きついと思います。
レーダーチャートの項目に持久力を入れたのはこれらの理由からですが、
80分間ハードワークするのは過酷なためリザーブ選手がカギを握ります。
現代ラグビーは15人の精鋭ではなく23人の総合力が勝敗に直結します。