先日、関東協会から春季大会の概要と日程の発表がありました。
大東の初戦は5/5の東洋戦で大東大グラウンドとなっています。
今年はBグループなので結構シビアな戦いになると思いますが、
実戦経験を積むには良い相手なのでチャレンジして欲しいです。
西林君と藤倉君の進路が未定になっているのは気がかりですが、
日大は4年生8人が大学在学(留年)になっているのは驚きました。
おそらく今まで運動部の優遇措置で卒業できてたのでしょうが、
アメフト部の事件を重く見て厳しい対処をしたのだと思います。
昔はどの大学も運動部に所属する学生には甘かった印象があり、
成績が悪くても単位が取れることに違和感はありませんでした。
暗黙の了解でスポーツさえがんばっていれば卒業できましたが、
コンプライアンスが厳しい現代では不条理に感じる人もいます。
大学のスポーツ推薦や特待生制度を使い入学する人もいますが、
筆記試験はなく入学金や授業料免除など好待遇で入学できます。
以前書いたように現在は多くの大学にスポーツ科がありますが、
大学側がスポーツで知名度を上げようとしている訳ではなく、
スポーツ科の志願者が増えて経営のリスクが低くなるためです。
大東は他大学と比べスポーツ推薦のハードルが低めのようです。
外国人留学生に関してはもう何年も疑問の声が挙がっています。
ラトゥ氏がいた80年代は大東で算盤を習うための留学でしたが、
現在はラグビー部を強くする助っ人的な留学生がほとんどです。
私は今まで頑なに「留学生」という言葉を使用してきましたが、
「助っ人外国人だろ」と問われたら言い返すことができません。
外国人留学生にかかる諸費用はすべて大学が負担していますし、
スポーツ特待生の入学金や授業料免除も大学の負担になります。
勝ち負けのスポーツなので勝ちにこだわるのは当然の事ですが、
自戒の念を込め勝利至上主義の考えは改めるべきかもしれません。
*外国人スポーツ留学生の日本の大学への受け入れの現状と課題