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mfcs's favorite things

純粋なる音の繋がりは、人にどこまで感動を与えることができるのでしょう... とりあえず私の場合はこんな感じです。

前回ご紹介した Jaye P. Morgan (Album) に収められている、Earth, Wind & Fire のカバー曲です。ミディアムな16beatにGroovyなタテノリで、自然と腰が動いてしまうあたりさすが EWF といった感じですが、浮遊感のある、何とも不思議な曲ですね♪

 

ということで、まずはイントロから。あ、コードは Jaye P. Morganのキー Ab です♪

 

| Absus | Ab B/C# C#/D# D#/F F/G |
 

トライアドコードがホールトーンで、しかも 16beat のウラ打ちで上昇するあたり、インパクト強いですよね~ このパターンはエンディングでもリフレインされます。

 

Aメロ+Bメロ(サビ)、一気にみてみましょう。

 

| Absus | Dbm9 | Bbm11 Eb7+9 | Absus | x3
| Dbm7 Ebm7 | EM7 | Bbm11 Eb7+9 | Absus |
| Dbm7 Ebm7 | EM7 | Fm7-5 | EM7 Ebm7 Dbm7 | Dbm7 |
 

(まぁ、どうでもいいことなのですが)この曲ってメジャー(長調)/マイナー(短調)どちらなんでしょう?

これは sus - M3 が P4 に bend されるため、メジャー(M3)の存在感が希薄になります。このあたりが、この曲全体を浮遊感で覆っている要因なのでしょうね。

って、今 suspend を英和変換したら "つるす、掛ける、... 浮遊させる、..." って出てきた。な~んだ、そのまんまですねw

 

そして、Cメロ(大サビ)~エンディングです。

 

| Absus F/G | E/F# F/G | ~ | Gb/Ab F/G | E/F# | % |
| Absus F/G | E/F# Eb/F | D/E Db/Eb | C/D | C/D B/C# C#/D# D#/F F/G |
 

Absus の構成音は Gb/Ab とほぼ同じですので、見事なトライアドの平行移動です(^^)

また、エンディングのリフが Ab(Ⅰ), A(Ⅱb), C(Ⅲ), Eb(Ⅴ), E(Ⅴ#) というスケールで構成されていて、何か沖縄モードみたいな不思議な雰囲気ですよね♪

 

 

 

他にも、いろいろなアーティストがカバーしていますね。この独特な雰囲気、やっぱりプレイヤーとしては演ってみたくなる曲なんでしょうね♪

 

 

 

 

先日本屋さんで この本 を探していたときに、先に目に飛び込んできた本です。著者は 周木律 さん、当ブログでも ついこの前 ご紹介していたばかりだったので「ここで繋がるのかぁ」と趣深かったです (^^)

 

門田隆将さんの「死の淵を見た男」読了後なので、復習しているような感じで一気に読んでしまいましたが(笑)、関係者への取材により構成された伝記(記録)である前者に対して、原発で働く作業員とその家族や周囲の方々といった人物の内面が創作されているため、より感情を揺さぶられました。危機的状況を乗り越え、家族のもとに帰っていくところなんか、ちょうど出勤途中の電車の中だったのですが、感動して泣きましたよ ^^);

 

また、理系ミステリ作家の周木律さんの文章ですので、原子炉建屋を作業員が進む情景などが細部まで、しかし簡潔に再現されていてとても臨場感がありました。復習なので話の先は分かっているハズなのですが(笑)、ハラハラドキドキ読み進めることができましたよ (^^)

 

映画 Fukushima50 の脚本をもとに書き下ろされたとのことですので、これはやはり今すぐにでも映画館で鑑賞したいところですが、今週末は外出できないですね(涙)、まぁ仕方ないです、もう少し我慢することにしましょう。

 

 

 

吉田昌郎と福島第一原発

 

(まだ観ていませんが)映画 Fukushima50 の原作本ということを新聞の広告で知り、近所の本屋で購入して読みました。

震度7の本震の1時間後に襲った津波により、発電所の全電源が喪失。次々と降りかかる難題に対し、吉田所長をはじめとする東電職員と関係会社の方々の、生死を掛けた復旧活動の記録が綴られています。自分がその時、現場にいたら、と思うと眩暈を覚えるほどの圧倒的なリアリティでした。また、国や自治体の長、原子力安全委員会委員長による回顧録もあり、この難局にそれぞれの立場でどう接してきたのか、ということも客観的に書かれています。そして避難された原発周辺住民と、その家族の方々の思い。複雑な心境を察するに心が痛みますが、それでも前を向いて生きていこうとする意志の強さを感じました。

 

折しもこの週末に、常磐線が全線復旧しました。しかし一部の地域では今も立ち入りが制限されており、故郷に帰ることができない住民の方々も多く、復興は道半ばです。このことを決して忘れず、今後の動向に注視していきたいと思います。

 

(追記)

本書の「おわりに」の中で門田さんが語った "福島原発事故を防ぐためのヒントとなった2つの出来事 - 米国9.11テロ、スマトラ島沖地震" もし、これらの事件が原発に降りかかったとして、その備えができていたら、全電源喪失/冷却不能という事態に陥ることなく、今頃は帰宅困難区域など無かったかもしれません。日本はテロ攻撃などないだろう、有史を超える大津波はやってこないだろう、という妄信的な考え方を極力排し、安全・安心を最優先に備えることが必要である、と思いました。