戦略コンサルが明かす「知らないうちに評価が下がるポイント」 ≪続きを読む≫
6月29日(火) 18:00 提供:新刊JP
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『変える技術、考える技術』(実業之日本社刊)は、ボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)でマネジャーを務めた高松智史さんが「報われない自分」から抜け出すための「スウィッチ」を授けてくれる一冊。
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■知らないうちに損をしている人たち
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たとえば他の会社に行ってお茶を出された時に、ちゃんとしている人は片づけをして帰るんですけど、人によっては飲みっぱなしで雑に置いていく。やはりそこで人柄が見えてしまうし、相手からの印象も変わるんですよ。こういうところで損をしている人って意外に多いんです。
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高松:できる人ってそもそも意識しなくてもできるんですよ。
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自分がされてうれしかったことも嫌だったことも言語化して、それをストックしていくことが大切です。それが自分の行動を変える第一歩になるので。
――無意識に相手が心地よく感じることをできる人は、何が違うのでしょうか?
高松:親のしつけもあるのでしょうけど、それ以上に周りの人に怒られた回数とか、怒られた時になぜ怒られたのかを言語化して考えられてきたかというのが大きいと思います。
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――「愛と想像力」という言葉を頭に入れておくと、確かにあらゆる行動が変わる気がします。目上の人に対してはある程度自然に愛と想像力がはたらくような気がしますが、下の人に対してはかならずしもそうではありません。高松さんご自身、目下の人や立場が下の人に対してどのような「愛と想像力」の行動をしていますか?
高松:「時代遅れ」にならないようにすごく意識しているんですよ(笑)。そのためには若い人のセンスはすごく貴重で、彼らの感覚を大事にしないといけない。「自分の時代」がすべてだと思っている人が何か新しいサービスを生み出すのは無理なので。
じゃあ、彼らの感覚をどうやって知るかというと、接触するしかないじゃないですか。こちらは教えてもらう側ですから、年下の人を食事に誘う時は「ごちそうさせてください」って言いますよ。
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目上の人と食事するのってみんな基本的に嫌なんですよ。そこをまず理解しないと。
だからこそ、「ごちそうさせてください」なんです。言葉尻だけの話ですけど、相手の気持ちってけっこうそこにひっぱられたりするので。たとえ自分の方が立場が上でも、時代の先端の話を聞かせてもらえるのですから「ごはんを一緒に食べさせてもらっている」くらいがちょうどいいんですよ。
――周りの人に愛されるための「チャーム」も大切ですよね。仕事の実力はさほどではないけれど「この人のためなら力を貸してやろう」と周りに思わせる人もいて、そういう人には例外なく「チャーム」があるものです。
高松:たとえば人を動かすとき、すべてロジックで説明して説得してもいいんですけど、ロジック抜きで「まあ、あの部長が言うなら、いっちょ乗ってみっか」と思わせるのも大事なビジネススキルであって、それこそが「チャーム」の力です。
チャームは、言い換えるなら「ファンを作る力」です。だから「お金を稼ぐこと」にも直結するスキルだと思います。
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生意気だけど愛される人もいるじゃないですか。チャームは十人十色だと思います。
大事なのは大多数のふるまいに当てはまる「標準」を知ることだと思います。それを知ったうえで自分なりに「ズラす」と、周囲から引き立つユニークさが出るのではないでしょうか。もちろん、人に迷惑をかけるようなズラし方はダメで、そこは周囲の人への「愛と想像力」を持ってやっていただきたいですね。
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知らないうちに損しないように。
「愛と想像力」と「チャーム(ファンを作る力)」を育んでいきたいですね。
なるほど、「チャーム」というのはいい言い回しですね。
この言葉を積極的に使っていきたいと思います。
「ごちそうさせてください」も推奨したいです。
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