「旧帝大卒なのにパート 『学歴なりの仕事』がしたい!」高学歴自慢主婦の投稿が大炎上! 専門家に聞いた ≪続きを読む≫
5月7日(金) 20:15 提供:J-CAST会社ウォッチ
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「教授夫人で東大卒ですが、スーパーのレジパートです」
話題になっているのは女性向けサイト「発言小町」(2021年4月30日付)に載った「高学歴専業主婦の扶養内パート」というタイトルの投稿だ。
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この投稿には、「高学歴のパートの人はヤマほどいますよ」「何様ですか」という反発の意見が多かった。
「『自分は高学歴です』と言い切ること自体、『あちゃ~』と思います。……
ご近所のお友だちは、大学教授夫人で東大卒ですが...... スーパーのレジパートです。私のゼミの教授夫人も高学歴ですが、清掃パートでした。
黙々とできることが良かったらしいです。
旧帝大を卒業して10年以上経って『卒業した事実以外に何が残っているのか』だと思います。
10年前の携帯電話、いくら当時の高性能と言っても今は使えませんよね? 考え方を変えたほうがいいです」
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「パートの仕事にプライドを持っている人がたくさんいる」
J‐CASTニュース 会社ウォッチ編集部では、今回の旧帝大卒女性の「学歴なりの仕事がしたい」という投稿に関する論争について、女性の働き方に詳しいワークスタイル研究家の川上敬太郎さんに意見を求めた。
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川上さん「投稿内容を見て、投稿者さんがパート勤務の仕事を見下しているような印象を持った人もいるのではないかと思います。それが『プライドを捨てなさい』という意見につながっているのではないでしょうか。ただ、パートの仕事にプライドを持って働いている人がたくさんいます。
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そもそも仕事とは成果が求められる場であって、学歴の高さを競い合う場ではありません。学歴の高さという格付けのような〈プライド〉とパート勤務などの条件に応じた〈仕事の選択〉とは本来無関係で、まったく別次元の話です」
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――回答者の中には「学歴にこだわるより、スキルを磨くための資格の勉強をしては」という意見が非常に多かったですが、どのように思いますか。
川上さん「…… もし、投稿者さんが言う『学歴なりの仕事』という言葉が、高学歴であることのプライドに相応しいという意味なのであればナンセンスです。いかなる仕事も人々の役に立つ貴い存在であり、プライドに相応しいかどうかという捉え方をすること自体が、パート勤務の仕事に対する冒涜だと感じます。
一方、そうではなく、『学歴なりの仕事』という言葉が、大学で学んだことを活かしたいという意味なのであれば、培ってきた知識をどう活かして今後の仕事をより充実させるかを考えるべきだと思います。
多くの回答者さんがアドバイスされているように、スキルを磨くためにさらに勉強することは、すでに学んできた素地がある投稿者さんにとって、新たな可能性を広げることにつながるものと思います」
「難易度が高く責任も重い短時間正社員を目指しては」
――なかには、せっかく旧帝大を出た高学歴なのに専業主婦の扶養内のパートでは、お受験を目指す子どもに対して「ロールモデル」(お手本となる人物)にならない。正社員を目指すべきだ、というキツイ意見がありました。
川上さん「…… 仕事に結びつかなくても、教養を深め、知性を磨くこと自体も学問に励む大切な目的の一つです。また、専業主婦も社会における立派で貴い役割の一つです。学問を修めた人が専業主婦としての務めを果たすこともまた、立派なロールモデルの一つだと思います。
それぞれのご家庭にはそれぞれの教育方針があるため、何が正しいと一概に決められるものではないと思います。高度経済成長期と現在、そしてお子さんたちが社会に出るころの未来とでは、高学歴を求める意味も同じではないはずです。
正社員だからロールモデルになる、専業主婦だからロールモデルにならない、と一面的な価値観で括るのではなく、学ぶことの意義そのものに目を向けることが大切なのではないかと考えます」
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教授夫人で東大卒で、スーパーのレジパート。
そんな働き方もあっさりと受け容れられる社会がいいですね。
どんな仕事だって、本人の意識と創意工夫次第で、「学歴なりの仕事」に昇華することは、可能は可能だと思います。
風当たりが強くなるかもしれないから、そこは配慮が必要だけど、その気になれば、できることはたくさんでしょう。
不要なプライドを振りかざし、パートを舐めちゃいけませんよ。
ローモデルだって、これから、新しく作っていく時代です。
今、できることを積み重ねていくことが、大事。
資格取得もいいし、自分磨きはお勧めです。
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