高齢者の詐欺被害を未然に防ぐ「声かけ」方法に反響尋ねるべきは「親切な人」の存在 ≪続きを読む≫
4月27日(火) 21:00 提供:Jタウンネット
振り込め詐欺、還付金詐欺、架空請求......高齢者をターゲットにした「特殊詐欺」被害の報道は後を絶たない。
高齢の家族と離れて暮らしている場合は、特に心配だ。
今、そんなトラブルを未然に防ぐためのちょっとした工夫が、ツイッターで注目されている。
これは、ツイッターユーザーの「ちこりの教室」さん(@chikoriroom)が2021年4月13日に投稿したもの。
家族や親しい人が詐欺の被害に遭っていないかどうか様子を知りたいとき、「怪しい電話や訪問はなかった?」ではなく、「最近、親切にしてくださってる方いる?」と尋ねたほうが効果的だと紹介している。
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警視庁ではeラーニング動画も
ちこりの教室さんがこの知識を得たのは、11日に放送された情報番組「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)でのこと。
この日の放送では、詐欺・悪徳商法評論家の多田文明さんが、「詐欺師はとても親切に丁寧な説明や対応で安心させる」ため、「怪しい人は来なかった?」という声かけではなく「とても親切にしてくれる優しい人は来なかった?」と聞いたほうが、被害を防ぐのに効果的だと解説した。
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このように、直接「怪しい人」について尋ねるのではなく、「親切にしてくれる人」という表現で探りを入れることに加えて、他にもできることはあるだろうか。
国民生活センターの公式サイトには、「高齢者の消費者トラブルを防ぐための見守りチェックリスト」が掲載されている。
ここでは、
・家に見慣れない人が出入りしていないか
・カレンダーに見慣れない事業者名などの書き込みがないか
など、高齢の家族がトラブルに遭わないよう見守るとき、具体的にどこに注意すればいいかが全9項目紹介されている。
また、警視庁による「特殊詐欺根絶アクションプログラム・東京」では、振り込め詐欺などの「特殊詐欺」について、よくある手口や留守番電話の活用法など、対策がわかりやすく学べるeラーニング動画が無料で公開されている。
家族に教えるのはもちろん、自分でもこれらをチェックし、トラブルを未然に防ぐ心構えをしておきたい。
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残念なことではありますが、これが現実なのですね。
詐欺被害防止には、怪しい人のことより、親切な人のことを尋ねた方が有効だということ。
そういう意味では、高齢者の方への周りの気遣いや声かけは、実に大切だなと思います。
それにしても、警視庁が「特殊詐欺学習コンテンツ」をアップしているとは、少々驚きですが。
とにかく、人ごとではなく、気をつけましょう。
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