人生に絶望した時は、すぐに「立ち直ろう」としない! 絶望との上手な付き合い方とは?−−『絶望読書』 ≪続きを読む≫
12月17日(木) 6:30 提供:GETNAVI
……『絶望読書』(頭木弘樹・著/飛鳥新社・刊)をご紹介します。
絶望には「読書」がいい?
『絶望読書』というタイトルから、「そんな本、わざわざ読まなくても……」と言われてしまいそうですが、この本は絶望するために読む本でも、絶望から立ち直るノウハウが書かれた本でもなく、「絶望の期間の過ごし方」が書かれた一冊。
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『絶望読書』の著者である頭木さんによると、絶望している時には、共感できる絶望の本や映画との出会いが心を救ってくれるとのこと。
絶望したときには、まず絶望の本がいいのです。
明るい、ポジティブな本がダメというわけでは、もちろんありません。
ただ、それは立ち直りの段階に入ってから、はじめて心に届いて、励みとなるものなのです。
まだ「絶望の期間」にあるときには、まぶしすぎて、かえって悲しくなり、心の負担となりかねません。
(『絶望読書』より引用)
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絶望からすぐに立ち直ることが正解じゃない
絶望していると、そこから立ち直らなくては! とか、少しでも前向きにならなくては! と思ってしまう人が多いかもしれませんが、焦る必要はないそうです。著者の頭木さんは、「最後に」でこのような言葉を残しています。
立ち直りの道がまったく見あたらず、閉じ込められた洞窟で、どこからもわずかな光さえさしてこなくて、どちらに進んでみればいいかもわからないような心境にあるかもしれません。
でも、肝心なのは立ち直りの道を早く見つけることではありません。そこをどうかあせらないでください。
肝心なのは、本書の中でも何度も書きましたが、「絶望の期間」をいかに過ごすかということです。
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私は、少々複雑な家庭環境で育っにもかかわらず、何の苦労も知らないお嬢様育ちに見られてきたので、小学生の頃から、人の目は誤魔化せることを体験していました。
自分が傷ついていることは見せずに、明るく生きることは、周りの人を安心させるための思いやり。
自分がそうだから、誰でも本当はいろいろと大変なんだろうなぁと考え、自分が不幸だと思ったこともありません。
むしろ、世界の名作や偉人伝を読んで、自分の悩みなんてちっぽけなものだと考えていました。
私は、「絶望」しないタイプですが、それはハードルがとても低く設定されているからです。
朝、一人で起きて、着替える。寝るところと食べ物に困らない。幸せ〜、という感じで。
といっても、一過性の円形脱毛症になったこと、不眠症になったことはあります。
でも、ジタバタせずに放置していたら、治りました。
ポイントは、大変なのは自分一人じゃないという気づきと、自分の力で何とかしようと思わない諦めだと思います。
逆に言えば、絶望する人は、希望を持っていた人だし、真面目でいい人なのですよね。
絶望という経験を潜り抜く抜けると、さらに人格が磨かれるということですよ。
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