有給消化率トップが「消費者金融」とは!? 業界の広報を直撃すると意外 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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有給消化率トップが「消費者金融」とは!? 業界の広報を直撃すると意外な答えが......  ≪続きを読む≫

12月29日(土) 16:00 提供:J-CAST会社ウォッチ

 

有給休暇をちゃんと取れるかどうかは、その会社がいかに働きやすいかの目安の1つになるだろう。どの業界の有給消化率が高いかを調査すると、なんと「消費者金融」がトップだった。……

ワースト3は「飲食業」「冠婚葬祭」「農業」 

この調査は、就職・転職者向け企業情報を提供するサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズの「働きがい研究所」が2018年12月13日に発表した「Vorkers有給消化率レポート 一番休めている業界は?」だ。Vorkersの特色は、会員による入社した企業のクチコミ投稿。調査では、現職の社員による約17万2300件の投稿からデータを集めた。

来年(2019年)4月から施行される働き方改革関連法では、年10日以上有給休暇の権利がある従業員について、最低でも5日以上取得させることが義務付けられる。企業側に罰則を設けることで、従業員を強制的に休ませることが狙いだ。そこで、いったいどの業界がしっかり有給をとれているかを聞いた。

それによると、有給消化率の平均は2012年には約41%だったのが、2018年には約51%と、6年間で10ポイント増えた。特に20歳代では51.8%(30歳代51.0%、40~50歳代49.9%)と、若い人ほどしっかり休む傾向にある。

業界別にみると、トップは「消費者金融、事業者金融(いわゆる商工ローン)」が76.7%。次いで「バイオ関連」(72.7%)、「通信、ISP(インターネットサービスプロバイダー)、データセンター」(72.5%)となった。この上位3業界だけが70%台だ。

 

ちなみに、ワースト3位は「飲食、フードサービス」(24.1%)、「冠婚葬祭」(27.7%)、「農業、林業、水産、畜産」(28.3%)である。1位の消費者金融は最下位の飲食業の3.2倍も有給消化率が高いことになる。

いったい、どうして消費者金融の従業員はしっかり休めているのか。取材に応じたヴォーカーズ「働きがい研究所」の広報担当者は、
「正直言ってわかりません。ただ、クチコミからは業界として法令順守意識が高く、社内での有給取得の推進がなされていることがうかがえます」 と語り、次のようなクチコミを紹介した。

「有給届がないと、上司がいつ取得すると聞いてくる」

……

「土日は必ず休みですが、それ以外にも月に1度有給休暇を必ず消化しましょうという風習が定着しています。有給届がないと、上司が次回の有給はいつ取得するのかと聞いてくれます。取得する後ろめたさもなく、週末3連休にして旅行に行ったりしてプライベートが充実しています」(営業、男性) 

 

一方、ワースト1位の「飲食、フードサービス」は悲しいクチコミが多い。
「どこの店舗も慢性的な人手不足が続き、社員の労働時間、拘束時間が増え続けている。普段の休みもアルバイトの人数次第だ。自分の店舗の人手が足りても近くの店舗で不足があると、ヘルプに行かなくてはならず、休日が減る要因になっている」(店舗運営部、男性) ……

 

 広報担当者はこう指摘する。
「飲食業界の有給消化率は、全体の平均(51%)の半分以下です。慢性的な人手不足から社員の負担が増え、有給休暇を取るどころか、通常の休みを確保することも危ぶまれる状況であることがクチコミからもうかがえます」 

 

ところで、ワースト2位に「冠婚葬祭」が入っているのはどういうわけか。……

広報担当者は、
「すべてお客様に合わせての勤務になるので、業務が追いつかずに通常の休みをとることさえ難しい状況です」 と説明し、こんなクチコミを紹介した。

「お客様ありきのお仕事なので、結婚式当日はもちろん、打ち合わせもすべてお客様の予定に合わせていかなければなりません。そのため、こっそり休日出勤をしなくてはならない場合もありますし、常に仕事に追われているため、満足に昼食や休憩を取ることもできません」(営業、女性) 

 

喜びながらも首をかしげた広報担当者は...

それにしても、「消費者金融、事業者金融」の有給消化率がトップなのはなぜか。貸金業界の自主規制機関である「日本貸金業協会」のホームページを見ると、「協会員の法令遵守の支援」に大きなスペースを割いており、社内規則の作成や研修支援に熱心に取り組んでいることがわかる。……
 

――では、なぜ有給消化率がトップになったと考えていますか?

協会の広報担当者「マスコミに取り上げられる場合は批判的な捉え方が多かったですから、今回のように好意的な形で取り上げられるのは、内心喜ばしいです。おそらく貸付業務をちゃんと法令どおりに行なうことを徹底させてきたことが、労務や福利厚生面でも法令どおりにやろうよという動きになったのではないでしょうか」

どうもよくわからないが、業界のイメージを上げるために健全化に努めた結果、労務管理面でも健全化が進んだのかもしれないという、まことに謙虚な回答だった。
 

 

 

有休消化率トップが「消費者金融」というのは、意外でした。

 

法令順守の精神が労務管理にもいい影響を与えているとは。

 

記事を読んでみると、なるほどなと思いますよね。

 

今まで、有休をとる、とらないは、労働者の自由意志に任されていましたが、来春からは、企業側に有休消化義務が課せられます。

 

バイトが多い飲食業など、社員がしっかりと休みをとる → その皺寄せがバイトに → バイトが辞めてしまう → 時給をあげても、バイトの後釜が見つからない → お店が回らなくなるので、社員が休めない とならないように、知恵を絞って、対策を立てなければなりませんね。

 

 

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