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12月2日(日) 15:52 提供: 日刊SPA!

お弁当「玉子屋」の経営術がスタンフォード大学MBAの教材になっていた

 

玉子とヒヨコのマークがついた白いワンボックス。
……
「玉子屋」は、東京の15区と神奈川県の一部にお昼の日替わり弁当を配達している。その数、一日なんと6万食以上。6万といえば、満員の東京ドームよりも多く、ちょっとした地方の小都市の人口だ。しかも、450円のお昼の日替わり弁当のみで、年商は70億円!

◆「玉子屋」の経営術がスタンフォード大学MBAの教材に

 そんな「玉子屋」の、中小企業ならではのフレキシブルな経営は、アメリカの名門大学スタンフォード大学で10年も前から注目され、MBA(経営学大学院)の教材になっているのだという。

 玉子屋の経営が、どうしてスタンフォード大学の目にとまったのだろうか。

 玉子屋の社長で、このほど『日替わり弁当のみで年商70億円 スタンフォード大学MBAの教材に/東京大田区・弁当屋のすごい経営』を上梓した菅原勇一郎氏に聞いた。

「2007年の春、アメリカから1本の国際電話がかかってきました。相手はスタンフォード大学経営大学院に留学している三菱電機の伏見信也さんという研究者で、私とは面識のない方でした。

 伏見さんは、東京で勤務していたとき玉子屋の弁当を召し上がってくださっており、スタンフォード大学経営大学院の授業でレポートの課題が出たときに、玉子屋について書いたのだそうです」

 当時、東京都心で1日5万食を、朝9時から10時半までに注文をうけて、その日の昼12時までに配達すること。原価率が高く味もいいうえに、廃棄率が0.1%であること――。伏見さんが、自分の知っていた限りの情報で書いた分析レポートを提出すると、サプライチェーンマネジメントを専門とする教授から、「このレポートを授業のケーススタディにしたい」と連絡があったのだとか。

「その教授、ファング教授というのですが、“一度その会社に行きたいからアポを取ってくれないか”と伏見さんに頼んだそうです。…… 早速その夏に二人がいらしたんです」

 そこで、12時に届けるために時間差で出発する配達方法、どのように仕入れをしているか、廃棄率を減らすための工夫、従業員はフレキシブル採用で「悪ガキ」を率先して採用すること、社是は「事業に失敗するコツ12箇条」であることなど、玉子屋について丁寧に説明したところ、ファング教授がたいそう感心し、ケーススタディとして取り上げることになったのだという。

◆受講生が関心を寄せた2つのポイント

「ファング教授が論文にまとめ、最初に授業で発表されたのはその年の10月。大変好評だったと連絡をいただきました。特に受講生は二つのポイントに関心を寄せたそうです。

 一つは、なぜ特別に優秀ではないスタッフをそろえて使っているかということ。あらゆる業種において、ナンバーワンの企業は、いかに優秀な人材をそろえ、業務効果を高めるかを追求している。それなのに、優秀ではない人材で、どうしてナンバーワンになれたのか。『悪ガキ? what’s』ですよね。

 もう一つは、これだけのビジネスモデルで、なぜ他の都市で展開しないのか。スタンフォード大学の大学院に来るような頭のいい人たちは、基本的に拡大志向ですから、疑問で仕方がない。

 そこで結局『玉子屋の社長に来てもらおう』ということなり、翌月の11月、スタンフォード大学を訪れ、ファング教授の講座で玉子屋の話をさせていただきました」

 ファング教授の論文はハーバード大学などほかの大学生も読むことが出来、サプライチェーンマネジメントの教材としてだけでなく、パフォーマンスを引き出すための人材活用の事例として使われることもあるという。

 以来、ファング教授は2年に1度、情報をアップデートするために玉子屋を訪れ、いまでも、玉子屋の経営スタイルはケーススタディとして使われているそうだ。

 やっぱり日本の中小企業はすごかった。

 

 

スタンドフォード大学MBAの教材になったという「玉子屋」♪

 

「やっぱり日本の中小企業はすごかった」ということですからね。

 

ちょっとしたご縁があれば、日本にはケーススタディとして使われ得るような中小企業がもっとあるのではないでしょうか。

 

法政大学の坂本光司教授は、いい企業の調査、分析をされ、本もしたためられていますが、まだ日の目を浴びていない企業もあると思いますよ。

 

 

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