認知症予防にもつながる「嗅ぐ力」を鍛える3つのステップ
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11月21日(水) 16:00 提供:web女性自身
ふだん、あまり気に留めない“嗅ぐ力”。知らず知らずのうちに衰えている可能性がある。この嗅覚こそ、病気と密接な関係にあり、きたえることで病気を予防できることも証明済み。……
「認知症研究の第一人者である浦上克哉先生(鳥取大学教授)は、アルツハイマー型認知症の予兆として嗅覚低下の症状を挙げています」
こう話すのは、入浴剤メーカーで調香師歴17年の荘司博行さん。3年前に脳動脈瘤が見つかり緊急手術したことをきっかけに、自分の専門である「嗅ぐ力」を人の健康に役立てようと決意したという。その結晶として『最新論文等から香りのプロが考案! 嗅ぎトレ』(KADOKAWA)を出版し、話題になっている。
嗅覚低下は、アルツハイマー型認知症の予兆として挙げられる症状だという。しかし、それは逆の視点から見ることもできると荘司さん。 「認知症専門医の長谷川嘉哉先生は『においを嗅ぐことは脳に刺激を与え、認知症を予防する効果があると考えられる』と著書の中で紹介しています」……
「とにかく、日常生活で意識してにおいを嗅ぐことです」 ……
【ステップ1】鼻クン嗅ぎトレ
「ふだんの生活で、人は意外とにおいを嗅ごうとしていないもの。嗅ぎトレの第一歩として、室内、バッグ、本、石けん、衣服……手当たり次第になんでも犬のようにクンクンとにおいを嗅いでみましょう。
嗅ぐ前に「今からにおいを嗅ぐよ」と唱えると、脳の意識が高まり効果的。
実際にいろいろ嗅いでみると、今まで意識せずにいたモノに意外なにおいがあることに気づくはず。日常生活でにおいを嗅ぎまくるだけで、嗅ぐ力はぐっと高まります」
【ステップ2】見てクン嗅ぎトレ
「次は、食事の場面で、食べる前にお箸に取ったものを目で確認し、クンクン嗅いでみて。…… 目で確認してにおいを嗅ぐことで、脳に食材とにおいを直結させることができます。
このとき、そのにおいが『何かに似ているか』を考えると、より効果的。いきなりはじめると周囲に奇異に映るので『嗅ぎトレをしている』と宣言してからすることをおすすめします」
【ステップ3】チェンジ嗅ぎトレ
「モノのにおいを嗅ぐことが習慣化したら、ふだん使っているモノのにおいを定期的に変えて、新しい刺激を鼻に与えてみましょう。……
鼻にときどき刺激を与え、リフレッシュさせてください」
「ステップ1」で嗅ぐことを習慣づけ。
「ステップ2」で視覚と嗅覚を一体化して脳により強くにおいを意識づける。
そして「ステップ3」で、においに変化をつけることで鈍りがちな嗅覚に刺激を与える。
この3つで、劇的にあなたの嗅ぐ力は向上するはず。
「最後に、オレンジ、レモンなどのかんきつ系のにおいに、認知症を改善する効果があることが専門医の実証実験で報告されています。かんきつ類は、むいたときに皮のにおいを『見てクン嗅ぎトレ』してから食べることもおすすめです」 ……
私の母は、においに敏感なので、良かったわ~♪
私は無頓着なタイプなので、日常生活の中で、意識的ににおおいを嗅いでみたいと思います。
人前では恥ずかしいですが、ひとりのときは、嗅ぎトレ!
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