アナウンサーが教える初対面の印象を上げたいときのコツとは? ≪続きを読む≫
7月21日(土) 23:10 提供:新刊JP
温かい言葉、冷たい言葉、熱い言葉というように、言葉には感情が込められているもの。しかし、その感情が上手く伝わらなかったり、伝えたいことが表現できなかったりすることも多い。
では、どうしたら伝わるのか。そして、どうしたらうまくコミュニケーションが取れるようになるのだろうか。
『言葉の温度』(馬場典子著、あさ出版刊)は、フリーアナウンサーの馬場典子氏が、「思いや言葉が相手に届かない」「上手く伝わらない」「誤解されやすい」といった悩みを解決する「伝わる」ヒントを紹介している。……
■初対面の印象をよくしたいとき
「印象をよくしたいときは、印象をよくしたいと考えないことが一番」と馬場氏。どういうことかというと、自分の印象を気にするより、相手が楽しんでいるかどうかに力を注いだほうが、結果がついてくるということだ。
ただ、それでも気を付けているポイントはいくつかあるという
1.相手の話をちゃんと聞く
2.相手の目を適宜見て話す
3.自然体を心がける
4.プライバシーに踏み込まない
5.口角を上げる
6.もし、ふと目があったときは微笑む
……
■叱るときは「PNNP」で
医者が病気について説明するときに心がけている話法が、「PNP話法」だ。これはポジティブ(P)なことから入り、ネガティブ(N)なことを伝え、ポジティブ(P)で終わる手法である。
馬場氏は、PNPを使って少しアレンジした「PNNP話法」を心掛けているという。
1.労う(Positive)…いきなり叱りつけるより、まず日頃の労いをする。
2.訊ねる(Neutral)…馬場氏独自のもので、ニュートラルの「N」だ。本人の気持ちと状況が理解できていると、アドバイスが的確になるので、訊ねるようにするという。
3.注意する(Negative)…人格と言動を切り離して考え、人格は否定せず、言動だけを注意するように気をつける。また、注意はネチネチとしない。
4.明るく送り出す(Positive)…建設的なアドバイス、自分の経験談など、最後に期待や信頼を伝えると良いと馬場氏。……
「相手が楽しんでいるかどうかに、力を注ぐ」
なるほど、そうですよね。
私も心したいと思います。
褒め言葉を叱り言葉ではさむ「サンドイッチ話法」のことは知っていましたが、「PNP話法」なるものは、私は初耳でした。
馬場氏オリジナルのニュートラルを加えた「PNNP話法」。
それはそうだとは思いますが、ゴロ合わせとしては「PNP話法」の方が、わかりやすく、すっきりするのではないでしょうか。
自分の思いが相手に伝わらない。
しかも、同じ状況で、ある人には通じるのに。
意外とよくあることですよね。
場合によっては、仕方がないと諦める方が得策ですが、やはり、できる限り、伝えようとする努力はしたいと思います。
下記の画像をクリックしていただけると
励みになりますので
どうぞよろしくお願いいたします♪
どうもありがとうございます。感謝のうちに。
お問い合わせはこちら