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全員が定時で帰ることができる理由は? 「プロとしてのあるべき姿」「こういう会社が増えていってほしい」
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3月9日(金) 19:30 提供:ガジェット通信

 政府が推進している働き方改革で残業のあり方もクローズアップされていますが、長時間労働が当然になっている職場が多いのも現実なのではないでしょうか。

そんな中、ある『Twitter』ユーザーが次のようにツイート。さまざまな反応が集まっていました。

転職先、なんで全員定時に帰れるんだろう?って不思議だったんだけど入社して分かった。みんな客の要望をバッサバッサ切り捨ててる。「それは出来ないです」「今日中?無理ですねー」って平気で客に言う。前職では徹夜してでもお客様の要望に応えるのが当たり前だったから、カルチャーショック…

「いい転職先」「あるべき姿」という声も上がっていた全員定時退社のこの会社。「実はそういう会社の方が利益を上げている」「ダラダラやるといい仕事にならない」というツイートがあった一方で、「自分が断られる側になった時に受け入れられるだろうか?」といった声もありました。

別のユーザーはこのようにツイート。

リーマン時代定時帰宅マンでしたが、受領可否以前に前から予約入れてる客の要望、納期と現状の進捗の管理ができてる会社は先ず「なんでも受ける」はしません
定時帰宅は「優先度の取捨選択」を的確に行えているからです。無論、優先度低の顧客へのリスケとケア管理も怠りません

一方で、職種にもよるといった意見も。

職種によりますね。病院、警察、消防等がこれをやられたら、と考えると・・飲食、サービス業であっても受けてくれてホントに助かる事もあるでしょうから。やはり利用する側の節度とモラルが大事ですね。

「無理なことを受け入れると同僚や会社にも影響を与える」「プロとしてのあるべき姿」といった声もあった定時退社の是非。「こういう会社が増えていってほしい」「日本人は頑張りすぎ」という意見も見られ、経営者や上司の側だけでなく働く側も定時できっちり仕事を終わらせるといった意識が必要になってくるのかもしれません。

 

 

 

1991年に入社2年目の社員が過労自殺した電通。

 

大手広告代理店「電通」(東京都中央区)の社員で自殺した大嶋一郎さん(当時二四)の両親が「自殺は会社が長時間労働をさせたことによる過労が原因だ」として電通に約一億六千三百万円の損害賠償を求めた訴訟の差し戻し後の東京高裁(奥山興悦裁判長)での控訴審で二十三日、和解が成立した。電通側が陳謝し、一億六千八百万円余を損害金として支払う。過労自殺をめぐる訴訟で、企業側が責任を全面的に認める形で和解が成立したのは初めてで、遺族側は「全面勝利の内容」と評価している。今後も労災認定や同種の訴訟などに大きな影響を与えそうだ。
(朝日新聞2000年6月23日夕刊 より)

 

再発防止を図り、労働時間の短縮や子育てをする社員へのサポートに取り組んだ働きやすい職場として、「くるみん」の認定も受けたのに。

 

2015年にまた社員が過労自殺。

 

これは、本社の人事総務が考えているあり方と、お客様の要望に応えてしまう現場が遊離していたからでしょう。

 

命を犠牲にしてまで、無理することはありません。

 

リツイートといいねの数を見ても、皆の関心の高さが如実にわかる、上記のツイート。

 

私も、信念を持って、NOをNOとはっきり言える会社が増えてほしいと思います。

 

それは、社外に対してだけではなく、社内に対しても。

 

部下を定時退社させるために、上司が仕事を抱え込んでしまうのも、本末転倒しています。

 

もちろん、生死を左右するような職種では、一定の配慮も必要でしょうが。

 

とにかく労働時間の長短ではなく、効率的に成果を挙げること、そして、お互いに相手の立場を思いやることも大事。

 

働きやすい職場をづくりは、ひとりひとりの意識と実践にかかっています。

 

 

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