羽生結弦、五輪を諦めようと思ったことも…「『明けない夜はない』です」 ≪続きを読む≫
2月17日(土) 22:18 提供:ザテレビジョン
66年ぶりとなるオリンピック連覇を成し遂げたフィギュアスケート・羽生結弦選手と、銀メダルを獲得した宇野昌磨選手が……闘いを終えての率直な感想を語った。……
演技終了直後、「勝ったー!」と叫び、右足とリンクに「ありがとう」と言葉をかけたという羽生選手は、なぜその言葉が出たのかを聞かれ「やっぱり勝ちたいという気持ちも強くありましたし、19歳のときにオリンピックを経験したときとはまた違って、自分の時間が限られているというのも感じていて、そういうのもあって今回は勝たねば、と思っていました。
だからこそ、勝った。勝ち切れた~って思ったのと、右足が最後の最後に耐えてくれたので、そういうことも含めて感謝でした」と心境を吐露した。
一方、宇野選手は……「僕は始まる前に全員の演技を見ていて、どれくらいの点数で、どれくらいの演技をすれば何位になるのかがだいたい分かっていて…」と明かす。
これには羽生選手も「冷静ですよね」と舌を巻くが、本人はいたって普通のことのように「たぶんこう(銀メダル)かな?って分かっていたことなので、驚きとは思いませんでした」と振り返った。
また、宇野選手は演技最初のジャンプで失敗したことにも触れ、「全員の演技を見ていたので、羽生選手がすごい高い点数を出して、僕が去年の世界選手権のような点数を出したら1位になれると思っていたんですけど、1回目のループを失敗した時点で、『よし、自分のことを頑張ろう』って切り替えました」とはにかんだ。……
昨年秋の大けがからの復活となった羽生選手。
……羽生選手は「2カ月間休んでいたことによる足の裏の筋肉の衰えとか、もう1回転ですらも降りる(着氷)のが痛いんです。足首どころではないという感じで、時間はかかりました」と吐露する。
続けて「そこまでやるのに時間がかかったけれど、緊張は毎日していました。しんどいなあって思っていました。ただ、しんどいからこそ最終的に幸せがくるんだろうなっていうのを、ひたすら待っていた感じです」と明かす。
それに対し、松岡から「(五輪を)諦めようと思った瞬間はなかったんですか?」と聞かれると、「ありました」と即答。「たくさんありましたけど、それがあるから絶対幸せがくるんだってひたすら待っていました。『明けない夜はない』ですね」とほほ笑んだ。……>
「明けない夜はない」
改めて心に響くこの言葉をかみ締めています。
読売新聞によると、右足首の大けがにより氷に乗れない2ヶ月の間、イメージトレーニングを繰り返していたそう。
指導するブライアン・オーサー氏曰く、「普通は焦って跳び急ぐだろうが、結弦は常に冷静で計画的だった」と。
その時にできる最善を尽くしていたからこその快挙ですね。
重圧も乗り越え、真の王者らしい完璧な復活に乾杯♪
そうそう、カナダで結弦と同じコーチに師事するハビエル・フェレウナンデスが口にした言葉にも感動しました。
「もちろん金メダルは目指すけど、ユヅが本当にいい演技をしたらかなわない。銀でも、胴でも僕は幸せ」
切磋琢磨するライバルであり、敬愛する同士でもある素晴らしい人間関係ですね。
宇野選手の最初のジャンプで転倒しても、気持ちを切り替えて、しっかり立て直したところも、さすが。
メダリストの三人から感動と学びを得られて、幸せです。
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