<11月20日(月) 18:00提供:新刊JP>
…… 部下を指導したり、マネジメントをしている人は、「きちんと説明したのにやってくれない・できない部下」にイライラしたことは一度や二度ではないはず。……
しかし、やるべきことをきちんと説明したから自分は悪くない、と考えるのは早計というもの。もし、あなたがそういう風に考えがちなら、上司として問題があるかもしれない。
■部下はわかっていないのに「わかりました」と言う生き物
上司がもっとも苛立つのは、仕事を頼んだ時「わかりました」と言っていたにもかかわらず、やっていない時だろう。
ディズニー・USJで学んだ 現場を強くするリーダーの原理原則/内外出版社

Amazon.co.jp
↑ の著者で、ディズニーやUSJなどのキャスト育成経験を持つ今井千尋氏は、「新人スタッフは、本当は言われたことの半分くらいしかわかっていなかったとしても、十中八九『はい、わかりました!』と答えます」としている。
新人に限らず、上司から「能力が低い、ダメな奴」と思われるのは怖い。だからこそ、実際はあまり理解していなくても「わかりました」と答えてしまうのだ。
上司に必要なのは、部下の「わかりました」を妄信せず、本当にわかったのかを見極め、不明なところがないかを確かめる姿勢なのだ。
■「指示が雑な上司」は案外多い?
そもそも、上司が指示を出した時点で、部下の頭の中に「?」が残っていることは、上司が考えているよりずっと多い。……
仕事の詳細とゴール、そして目的までを部下に理解させてはじめて上司は指示を出したことになる。……
■「自分が快適なタイミング」で指示を出すのはNG
さらにいえば、指示は「タイミング」も大切になる。
全体を見る上司と違い、部下の多くは「今、目の前のこと」に集中しているため、一度受けた指示でも、刻々と変わる職場の状況によってその優先順位が下がってしまうということが珍しくない。
しかし、上司の方は必要だからこそ指示を出しているわけで、それをきちんとこなしてもらうためにも、指示は自分の快適なタイミングで一方的に出すのではなく、相手の状況を見ながら、そして必要なら何度も出す必要がある。
気配り、心配り、目配り、そして根気。これが部下に自分の指示を徹底させる近道なのだ。……
部下がわかっていなくても、「わかりました」と言ってしまう。
それは、上司にも責任の一端があると思います。
わからないことは、恥ずかしいことではない。
わからないことをそのままにして、結果的に人に迷惑をかけることの方が恥ずかしい。
わからなかったらわからないと、最初に伝えてくれた方が私も助かる。
そんなメッセージを常日頃発信していれば、上司に気兼ねなく質問できるでしょう。
指示の仕方も、相手のキャラクターに合わせることが大事だと思います。
一から十まで事細かに言ってあげた方が仕事がしやすうなるタイプ。
本人に任せて、責任はとるからと、本人の自主性を尊重した方がいい仕事ができるタイプ。
それを見極めるためにも、上司は部下をよく見ていなければなりませんね。
下記の画像をクリックしてくださると、
ランキングのポイントが入ります

励みになりますので、よろしくお願い致します
