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<11月19日(日) 20:00提供:新刊JP>
「一流」「エリート」と呼ばれる人の仕事は、何がスゴイのか?
それは、特別なスキルやセンスを身につける以前に「仕事のキホン」がしっかりと押さえられているところにある。
ところが、世に出回るビジネス書にはそうした地味な部分があまり書かれない。それもそのはず、「地味なノウハウ」では目新しさがないからだ。
誰でもできるのに、1%の人しか実行していない仕事のコツ48/フォレスト出版

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↑ は、そんな「地味だが、一流が絶対にやっている仕事のキホン」に焦点を当てた一冊だ。……
■一流が身につけている3つの「S」
一流と呼ばれる人たちは、「瞬発力」「集中力」「執着力」という3つの「S」を備えているという。では、どうすればこれらのチカラを伸ばすことができるのだろうか。
「瞬発力」を高めるには、たとえば「せっかく〇〇なのだから」と考えてモチベーションを上げる方法がある。
顧客とのトラブルで謝罪が必要なときに「せっかく“トラブルが起きた”のだから」と考えると、次に続く言葉は「しっかり対応して信頼を勝ち取ろう」となり、プラスの目標が見えてくる。
このように考えるクセをつければ、面倒臭さやネガティブな意識は薄れ、いち早く仕事に取り掛かることができるだろう。
「集中力」を高めるには、机まわりの整頓が効果的だ。乱雑な机で仕事をしていると、資料や書類を探すたびに集中力が途切れてしまう。パソコンのデスクトップやフォルダも同じように整頓しておきたい。
また、集中力低下を防ぐには「時間を区切って休憩をとる」ことが効果的だが、これは誰でも簡単にできるのに、ほとんどの人がやっていないことの典型例だろう。
「執着力」を高めるには、「人が避ける仕事を買って出る」というチャレンジが必要だ。
自ら困難な事態に飛び込めば「どうすれば課題をクリアできるか?」という執着力が磨かれる。そこから育まれる対応力や主体的に動くチカラは、あらゆる仕事に応用できるスキルとなるのだ。
■一流が当たり前に使っている「フレームワーク」
本書では、2つのフレームワーク――「TDL(ToDoリスト)」と「PDCA」について詳しく解説されている。
どちらも「それならもう知ってるよ」と思うかもしれないが、「知っている」と「活用できている」とでは、天と地ほどの差がある。
このシンプルでキホン的なフレームワークを余すところなく活用できるかどうかが一流と凡人を分けているのだ。
「TDL」であれば、「単にタスクを書き出すだけ」にしていないだろうか?
タスク処理には優先度と緊急度を考慮に入れることが必要だ。そこで一流は「TDL+アイゼンハワーマトリックス」を使う。
アイゼンハワーマトリックスは、縦軸に「重要度」をとり、横軸に「緊急度」をとる。そして4つの領域にタスクを振り分け、正しい優先順位を把握するのだ。
また「PDCA」も、1周回しただけで満足していないだろうか?
PDCAは何周も回して初めて真価を発揮するものだ。
1周目は「仮説の良し悪しを見る」、2週目はより深い検証をして「実現可能性を探る」、3週目で「さらなる改善仮説の検討」と、回し続けることが必要なのだ。
■一流はコレを忘れない!「交渉」のポイント
……一流は「キーパーソン(決定権を持つ人)」に対するアプローチも欠かさない。……
こうした全体を俯瞰する捉えることも交渉の大事なコツだ。……
「それならもうやっているよ」という当たり前のことを「もっと精度を上げられないか?」と突き詰めることが、一流と凡人の差なのかもしれない。
そう、本として出版されるには、人の目を引いて、差別化しなければいけませんものね。
だからこそ、ごく当たり前であり、基本的なことは書籍になりにくいわけで。
でも、そこが大事なのですね。
「ABCDの法則」当たり前のことをバカにしないでちゃんとやる。
実は、一流の人こそ徹底しているのでしょう。
大木の根は地上に見えませんが、しっかりと支えているように。
地味なことも真摯に。
基本の基本を大切に。
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