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<10月28日(土) 15:00提供:新刊JP>
…… お金のこと、男女間のこと、親子関係のこと。人生には悩みがつきものです。
しかし、そうした悩みについて、頭では「解決の糸口がまったく見えない」と考えつつも、心のなかでは既に「本当は○○したい」と思っていることは少なくありません。
であれば、悩みの解消に向けた一歩を動き出せるかどうかは、「背中を押してくれる言葉に出会えるかどうか」の違いだけではないでしょうか。
そしてもしも、リアルにそうした言葉に出会うことができず、「次の一歩」を踏み出せないというのなら、読書を通して出会うのも一つの手です。
ここでは、10代から70代まで様々な人々の悩みに、美輪明宏さんが実に歯切れよく答えている一冊、↓ のなかからいくつか例を紹介します。
楽に生きるための人生相談/朝日新聞出版

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■「友人関係がなかなか長続きせず、将来が不安」という18歳・男性学生の例
この悩みに対し美輪さんは、「いつまでも付き合える人は一生に何人も出てこない」「親友なんて一人できればいい方」としたうえで、「人間の付き合いというのは、『腹六分』がちょうどいい」と回答しています。
……心地よい時間だからこそ「ほどほど」にしたほうが相手と慣れ合いにならず、よい関係を保てるのではないか、というのが美輪さんからのアドバイスのようです。……
■「年上の人とうまくいかない」という40代・女性の例
「相手に尊敬するところがないと、つい自分の心を閉ざして」しまうために、年上の人との関係がうまくいかないという女性の例を紹介しましょう。
「また、やさしい言葉をかけるのかな…」と思いつつ読み進めてみると、そこはさすが美輪さん。まず、「あなた自身は他の人が尊敬できて、近づいていきたいと思えるような人間なのか」と一刀両断します。
しかし、「突き放して終わり」ではないのも美輪さん節。
「自分が変われば、世の中の人も変わる」「あなたには、ほほ笑みの練習が足りない。ほほ笑むだけで人生は好転する」と背中を押しています。
このやりとりを見て、「耳が痛い」と思う人は少なくないはず。まさに「人の振り見て…」で、まずは自分を変えることの大切さに気づかされます。……
「人間の付き合いというのは、『腹六分』がちょうどいい」
なるほど、ほどよい距離感が大事なのですね。
この言葉、心にしかと刻み付けたいと思います。
よく言われる「過去と他人は変えられない」
自分が変わるしかないのです。
人のことより、まず自分のあり方。
私も、ただ今、反省中です。
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