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<10/10(火) 19:00提供:新刊JP>
「上に昇って社長にならんと見えへん景色がある」
これは、 ↓ の中に出てくる一節だ。……
苦労して成功した中小企業のオヤジが新人のボクに教えてくれた 「上に立つ人」の仕事のルール/日本実業出版社

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――「……今の世の中、「パワハラになってしまうのでは」ということでなかなか叱れない、叱り方が分からないという上司も少なくないと思います。……
嶋田:最近は、叱られることに免疫を持っていない人が増えています。
そういう人は、厳しく叱ると、反発したり落ち込んだりして、正しい内容でも受け入れません。これでは、いくら叱っても意味がありません。
本来、叱るという行為は、相手を否定することでも、罰を与えることでもありません。
「できていない部分を指摘して、そこに気づかせ、改善のきっかけを与える」。
これが叱ることの本質です。言葉を換えれば、叱ることは、「部下に対する改善提案」なのです。
営業活動で改善提案を行う時に「あれもできていない」「これもできていない」とお客様を非難する営業マンはいないと思います。
なぜなら、そういう姿勢では、相手がこちらの提案を受け入れてくれないからです。だから「こういうことをしませんか? こうすればきっと良くなりますよ」と伝えるのです。
部下を叱るときも同じです。ミスをした部下を叱るときは「君はここがダメなんだ」と伝えず、「君はここを直せばよくなるんだ」と伝えましょう。プレゼンテーションの意識を持ち、相手を否定せず、肯定的に改善すべき点を伝えるのです。
「君はここを直せばよくなるんだ」という言葉なら、部下に向かってどれだけ激しく、大声で叫んでも、相手は傷つきません。同じことを叱るのでも、ほんの少し伝え方を工夫すれば、部下はすっと受け入れることができます。
ハラスメントに敏感な人が増えて、部下指導が難しい時代です。叱ることの本質を正しく理解し、伝え方を工夫して、こちらの思いをうまく届けましょう。……
叱られることに免疫を持っていない部下。
なおさら叱ることができない上司。
そんな人が増えている今だからこそ、「改善提案」という本質に立ち返らなくてはいけませんね。
伝え方次第。
受け取り方次第。
意識が変わり、行動が変わって来ます。
こんな時代だからこそ、人材育成は踏ん張りどころ。
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