<提供:教えて!goo ウォッチ>
…… 仕事のモチベーションを上げる方法について、キャリアカウンセラーの内藤友子さんに指示をあおいだ。
■モチベーションの土台は心身の「健康」
…… 内藤さんは「ダウンしてしまう人の多くは、健康が崩れれば仕事や生活が崩壊するという本質を見落として仕事を優先し、組織や人に従ってしまっている」と述べ……
生産性や効率を上げるために大切なのは、「『休むと働く』をセットに考え、日々の働き方をマネジメントすること」だと内藤さんは言う。
モチベーションとは、内藤さん曰く「人が物事を行うにあたっての意欲・やる気をいい、目には見えない人間の感覚的なエネルギーのこと」。……
■長期的対策:仕事で得られる利益に目を向ける
…… 私たちが物事を楽しめる理由は大きく2つに分かれている。
娯楽的な要素と「利益」である。
ならば、例えば仕事の対価である給料に焦点を絞り、「この作業でお金をもらえる」と捉えれば、少しは楽しくなるはずだ。
一見意味のない単純作業でも、長期的に見れば、思いもよらない能力となる可能性だって否定できない。
モチベーションを自然と向上させる方法として、内藤さんは「仕事に取り組むことで得られる多くの利益に気づくこと」を挙げ、「仕事の進め方や掘り下げ方一つで、人の能力はいくらでも開発され、やればやるほど自分の能力は向上していく」(同)と発想の転換を促す。
■中期的対策:誰にも負けない専門性を
会社のポストは今後も減少していくだろう。……
内藤さんも「管理者にならない大多数は、専門性をもってどこで生きていくかが、厳しく問われてきている」と分析する。
ここでの専門性とは資格や免許ではなく、誰よりも特定のことに詳しくなることを指す。
今の仕事を失えば、苦労して築き上げたキャリアが通用しなくなる恐れもあるが、そこは前向きに「もしも会社を辞めたらこんなことをしたい」などと第2の人生を思い描くつもりで考えてみよう。
そうして自分のキャリア形成を中長期的な視点から鳥瞰し、戦略を立てる。
「自分の強み弱みと向き合って」(内藤さん)、粛々とキャリアを積み上げていくのである。
会社が生き残るために活動しているように、「個人も生き残るために、何ができるかを主体的に考え」(同)るのだ。その結果、「行動できる人であれば、自社でも他社でもあるいは独立しても通用する人材となれる」(同)わけだ。
■短期的対策:仕事のもやもやは「妄想」と割り切る
…… 気持ちの切り替えができずに疲労している、と内藤さんは指摘する。……
「今起こっていること以外は全て妄想である」「妄想する隙間時間があれば、未来の自分のために時間を使うこと」―。……
浮かんでくるもやもやは「妄想」と割り切り、休む時は休もう。
労働環境に変化をもたらすのは、企業の業績悪化だけではない。
人口減少や多国間自由貿易などの社会情勢の変化、AIやビッグデータ解析などの技術進歩などを背景に、今後もビジネス環境や就業環境は変化していくと、内藤さんは指摘する。
このような時代に労働者がモチベーションを向上させるためには、「主体的に自分をマネジメントする力」(内藤さん)が必要となってくる。……
今ほど「主体的に自分をマネジメントする力」が求められている時代は、ないでしょうね。
健康第一に、短期的、中長期的な視点を持ち、キャリアアップしていきましょう。
日ごろの気持ちの切り替えも意識的に。
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