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...... 多くの経営者の目標達成支援にも携わり、↓ の著者である久野和禎さんにお話をうかがった。思い描いた未来が現実になる ゴールドビジョン/PHP研究所

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■どれくらいの時間をかけ、どれくらい先を見て目標を立てるべきなのか ......
久野:入口として、まずはクライアント自身の10年後を考えていただき、最終的には30年後、50年後くらいまでイメージしていただくことが多いです。
私が関わるクライアントさんには60代の方も多いのですが、そういう方には「110歳の自分」までイメージしていただくことになる。この作業をするだけで「まだ自分の人生は50年もあるのか」と思い、皆さん例外なく「勇気が湧いてくる」と言います。
また、クライアントが会社の経営者なら、「せめて100年先くらいまでのことは考えてください」と言います。本当に一事を成すつもりなら、せめて孫の世代のことまで考えてあげてくださいよ、と。
実際、歴史に名を残す経営者は、それぐらいのスケールで考えているケースが珍しくない。たとえば、松下幸之助さんはかつて松下電器の250年計画を提示したというエピソードがあります。
――たしかに、それくらいのスパンで考えれば、自ずと「高いゴール」になる気がします。ところで本書では、ゴールを実現するにあたり、三つの力が必要だと書かれていますね。そのなかで、特に習得が難しい力はどれでしょうか。
久野:はい、「未来を視る力」、「自分を信じる力」、「人を巻き込み動かす力」の三つですね。このなかで習得が最も難しいのは、「自分を信じる力」です。
また、「人を巻き込み動かす力」は結局のところ「人を信じる力」に依拠する部分があるので、これも「自分を信じる力」を高めていけば自然と身につきます。
その意味では、逆に最も習得が容易なのは、「未来を視る力」でしょう。きちんとトレーニングしさえすれば、この力を高めることができ、結果として、自分の現状の「外」にあるゴールを適切に設定できるようになります。
――「未来を視る力」はどのようにして伸ばしていけばよいのでしょうか。
久野:本書のなかでも紹介した「バランスホイール」と呼ばれる図を使って、自分の思いや考えを整理していくのがおすすめです。
これは、職業、家族、健康、友人、趣味、お金(ファイナンス)、社会貢献、教養などの項目について、それぞれどんなゴールを望むのかを書きだしてみるというもの。
...... 「社外に友人を作る」(友人)、「俳句を始める」(趣味)などといった具合に、プライベートでのゴールも設定することで、より脳が活性化し、「イメージする→文章にする」というサイクルを繰り返しやすくなるのです。......
――ちなみに、ゴールの達成状況は、どのようにしてチェックしていくものなのでしょうか。
久野:このメソッドでは、ゴールを「実現が近づいたら、更新するもの」として捉えています。したがって、いわゆる進捗確認のようなことはしません。
私自身、いまでも「バランスホイール」を更新し続けています。重要なのは、この「ゴールを更新し続ける」という状態がコンフォートゾーンだと脳が感じるようになるまで、この作業を習慣化させることです。
その結果、常に自分を変化させ続けることができるのです。......
自分自身の10年後。30年後。50年後。
なかなかそこまで考えきれないですよね。
特に社会の変化が激しいこの時代、予測不可能なこともあります。
それでも、やはりゴールを設定することのメリットは大きいと思います。
なるほど、「未来を視る力」、「自分を信じる力」、「人を巻き込み動かす力」、ですね。
どれだけ育むことができるでしょうか。
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