<提供:ねとらぼ>
紳士服を販売するはるやまホールディングスは、月間の残業時間をゼロにした社員に特別手当1万5000円を支給する「ノー残業手当制度」を4月から導入すると発表しました。
この制度は、2015年12月発表の「スーツで日本を健康にする」宣言に盛り込まれた「社員の健康を応援し、まず社内から健康で元気になります」の実現に向けた施策の1つ。残業をしない社員が得をする制度を導入することで、社員に残業をなくそうとする意識を浸透させることが狙いです。
また、この制度は現在の売上を維持しつつ、残業を0時間にすることで予想される企業利益を社員に還元するための制度としても位置付けられています。
対象になるのは管理監督者を除いた正社員1267人。残業時間が0時間の社員に支給されるほか、1万5000円未満の実働残業手当が発生した場合でもその差額が支給されます。はるやまホールディングスは発表の中で「今後もよりいっそうの働きやすい環境創出とともに、残業による心身への過重な疲労を軽減し、全社員の健康を積極的に推進してまいります」とコメントしています。
「残業をしない社員が得をする制度を導入することで、社員に残業をなくそうとする意識を浸透させる」狙いは、いいですね。
ただ、ガンガン残業していた社員からすると、1万5000円の手当では、損することになるでしょう。
でも、勤務時間内に仕事を終わらせる人が有能であり、だらだらと残業するのはカッコ悪い、という風潮になれば、金銭的損得に拘泥してはいられなくなると思います。
こうやって、社員の健康を積極的に推進していくという宣言をすれば、ニュースになります。
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就職希望者へのメッセージにもなります。
このメリットに気づいて、次々と後に続いてほしいですね。
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