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…… TOEICの公式ホームページによると、採用時にTOEICのスコアを参考にしている上場企業は約6割にのぼり、非常に知名度が高いことがわかります。……
そんなTOEICですが、2016年の5月に試験の形式が新しくなったのはご存知でしょうか? TOEICは問題の形式を知っているのといないのでは、スコアがかなり変わってきてしまいます! そこで今回は、新形式のTOEICを受験してきた筆者が新形式の注意点と感想をパートごとに紹介していきたいと思います。
■Listening
Part3とPart4の変更点が多く、Part3とPart4に関しては練習が必要だなと感じました。ただ、難易度は以前と変わらないように感じたので、リスニングセクションに関してはそこまで心配する必要はないと思います。
●Part1
以前のTOEICでは問題数が10問だったのですが、6問に変更になりました。問題の形式は変わっておらず、以前と変わらない難易度でした。このパートは今までどおりで大丈夫そうです!
● Part2
こちらのパートも問題数が減って25問になりました。問題形式は今までどおりでしたが、難易度的には少しだけ難しくなったかなと感じました。最後まで聞かないと答えに確信が持てないという問題があったので、今までより少しだけ注意して問題に取り組んだほうが良さそうです!
● Part3
こちらのパートは問題数が30問から39問へと大幅に増加しました。大きな変更点としては、図を見て答える問題が追加されたことと、三人の会話が追加されたことです。図を見て答える問題は、事前に問題文と図に目を通せば比較的簡単に回答できるのでそんなに心配する必要はないと思います。三人の会話も、話の全体像を掴みながら聞けばそこまで苦労することなく回答ができます。もう一つの変更点は、話者の発言の趣旨を問う問題が追加された点です。こちらの問題はPart4にも追加されています。会話で出てきたワードを拾うのではなく、会話の内容を理解しなければ回答ができないので、個人的には少し難しく感じました。こちらのパートは変更点に慣れないと本番で焦ってしまう可能性が高いので、練習が必要だと思います!
●Part4
こちらは以前と問題数が変わっていないのですが、図を見て答える問題が追加されました。図を見ると何を話すのかということが結構理解できてしまうので、どちらかと言うと簡単になったような気がしました。注意点は、Part3の所でも触れた、話者の発言の趣旨を問う問題が出てくるということです!
■Reading
比較的時間のかからない文法問題が減って、時間のかかる長文問題が増えました。難易度も上がっており、時間も非常に厳しいので、練習をしながら時間配分をきちんと考えて受験しないと高得点を出すのは難しいと思います。
●Part5
Part5は、問題数が40問から30問へと大幅に減りました。形式や難易度はあまり変わっていないので、今まで通りの対策で問題ないと思います!
●Part6
こちらのパートでは問題数が12問から16問へ増加しました。変更点は一文をそのまま文章に入れる問題が追加されたので、負担が一気に大きくなった点です。今までなら文の流れはそこまで重要ではなかったので、重要そうな所だけを読めば解くことができました。しかし、この問題が追加されたことにより、文の流れを掴まなくては解けなくなってしまったので、結果的にかなり時間が掛かるようになりました。空白の前後から話の流れを掴む練習をしないとPart7にかけられる時間が短くなってしまうので要注意です!
●Part7
Part7では、Part5の問題数が減ったことにより、問題数が非常に増えました。更に、今までなら最大で2つの文を読んで問題を解くというパートだったのですが、文章の数が最大で3つに変更になり、負担が非常に増えました。もう一つの変更点はスマホのテキストメッセージのような文章を読んで答える問題が追加された点です。この問題は送信時間などの手がかりがあるので、そこを意識して解けば、比較的簡単に解けると思います。パート7全体で問題数が非常に多いので、時間配分を考えて解かないと最後の方を塗りつぶすだけになってしまうので要注意です!
いかがでしたでしょうか? 全体的な難易度は以前とあまり変わっていないように感じました。しっかり練習をして問題の形式に慣れれば、ハイスコアを取れる内容だと思います。……
私自身はTOEICを受けたことはないし、今後も受験するわけではありませんが、アドバイス用に覚書き。
私の世代だと英検が主流ですが、私は中3の時に学校で英検3級をとらされただけ。
就職の際も、英語力が問われる時代ではありませんでした。
夫は英検1級ですけど、語学は努力と積極性とセンスが鍵だと思います。
これからの方は、英語ができる、できないで、選択肢の幅も世界観も異なりそうなので、果敢にチャレンジしてほしいですね。
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