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……20代から40代の男性社員は以下のような仕事をする際に「やる気モード」スイッチが入ることがわかっています。
「失敗が許されない仕事に取り掛かるとき」
「大事な取引先へのプレゼンがあるとき」
「自社内の大事な会議で発表があるとき」
しかし、これらの仕事をするには、仕事を依頼したり承認する上司の存在があります。
仕事を任せられることは部下にとって大変栄誉なことですが、実は任せられる際に、抑えておくべきポイントがあるのをご存知ですか? ……
■上場企業のコンペ参加で大失敗したケース
…… 事前に相談すれば「君の判断に任せるから好きなようにやりなさい」といわれ、コンペに負ければ「どう責任をとるんだよ!」と責任を押しつけられる。……
もし、仕事を受注していたらどうなったでしょうか。部長は「オレの任せ方がよかった!」と手柄を横取りしたことでしょう。なんとも理不尽に見えますが、これは会社における上司の「君に任せた」の本質ではないかと思います。
■上司に仕事を任せられたら言質を必ずとる
…… もし「任せた」といわれたら、「YES」「NO」で答えをもらわなければいけません。……
「そんなことは聞いていない」「オレは知らない」といわせないためのファクト(事実)を用意することが大切なのです。
これは、上司のコミットを明確化する作業のことを表しますが、必ずしも言質である必要性はありません。
まずはスケジュールを作成する上司であれば心配はいりません。スケジュールでは、仕事を進めるための段取りや流れをつくってもらい、「いつまでに○○をする」というように進捗を明確にしてもらうことです。
チェックをするとはその仕事にコミットをするという意味なので、任せられても心配は無用でしょう。
■自分の立場を危うくしない2つのポイント
いま、仕事の責任を転嫁させないために、次の2点が重要であることを説明しました。
(1)言質をとること
(2)スケジュールを組むこと
しかし、無用なコンフリクトを招くことは、組織運営上好ましいものではありません。そのためにも、週毎の定例ミーティング、中間報告(上司などを交える)、最終報告(事前に直属の上司の承認を得たうえで実施する)が必要です。……
いずれにしても、上司のコミットを明確化する作業と、うまく巻き込むことができれば、結果がどうであれ自分の立場を危うくすることはありません。
残念ながら、上司は選べません。
部下の手柄は、横取り。
でも、失敗には、知らんぷり。
そんな上司を持つ不運に見舞われた場合の対処法ですね。
でも、この言質をとることと、スケジュールを組むことは、いろいろな場面に応用できると思います。
是非、活用してみましょう。
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