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…… 今回は昨年「なでしこ銘柄企業」「ダイバーシティ経営企業100選」にダブル選出されたカルビー株式会社のダイバーシティ担当者様と子育てしながら働く女性従業員様にインタビューしました。2009年の松本晃氏の会長就任以来、劇的に女性活躍を推し進めてきました。……
トップの強い意志により始まった変革
…… もともとカルビーの従業員の男女比率はほぼ半々だったのですが、2009年に松本が会長として就任した時は管理職比率は5.9%しかありませんでした。
「女性が半分いるにも関わらず、管理職比率が5.9%というのはかなり低い。女性活躍をしていかなければカルビーの未来はない。」という松本の考えの下、2010年にダイバーシティ委員会を設立して活動を開始しました。
グローバル企業では多くの女性が活躍している現状がありますので、我々の5.9%という数字は非常に低かったという認識です。
グローバル企業の経験のある松本の強力な意志がカルビーに変化をもたらしました。……
Not 「ワーク・ライフ・バランス」 but 「ライフ・ワーク・バランス」 誰もが安心して働ける環境が大切。
…… 女性管理職候補者を対象とした「キャリア研修」など女性活躍支援を中心とした取り組みを行ってきました。
その他にも、出産、育児、介護などのライフイベントが活躍の妨げにならないよう支援する制度をいくつか導入しています。
不妊治療にかかった費用の一部を会社が負担するといった制度もあります。……
会社にとって、従業員が安心して働ける、ライフイベントにぶつかっても自分の力を発揮し続けられる環境が整備されていることは重要であると考えています。
ですので、出産などのライフイベントで能力が十分に発揮できないといった状況にならないように、会社としても出来る限りサポートしていこうと考えています。……
カルビーは「ワーク・ライフ・バランス」という言い方はしておらず、「ライフ・ワーク・バランス」と言っています。
ここにも「ライフ」を尊重するという意思が表れていますが、「ライフ」を会社が支援することで「ワーク」でも力が発揮できるようにしていこうという考えです。……
やはり、組織はトップの意思如何で、すごく変わるものです。
それだけ、責任重大ですよね。
「ワーク・ライフ・バランス」 ならぬ 「ライフ・ワーク・バランス」。
体力のある大企業だからできることかもしれませんが、これからの時代を考えれば、どんな企業でも手を拱いてはいられなくなるでしょう。
女性が活躍できる企業が伸びていく時代ですから。
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