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↑「灘→東大法卒「朝日記者」が驚いた〝真のエリート教育〟
GLOBE編集部 太田啓之」より
…… ハーバードをはじめとする米国の一流私大入試の本当の難しさは、点数主義の日本の入試とは異なり、「どんな準備をすれば合格できるのか」という明確な道筋が存在しないことにある。……
ハーバードはホームページでこう明言する。
「合格のための決まったやり方は存在しない」「私たちが求めるのはお互いに学び合い、ハーバードという共同体に貢献できる学生だ」……
そして、ハーバードが特に重視していると見られるのが「エッセー」だという。……
もう一つ、ハーバードが入学選抜で強く意識しているのは「学生の多様化」だ。
人種、性別、学生の出身地域、才能など、あらゆる面での多様性が追求される。……
要するに「ユニークで他の学生の刺激になりそうな志願者は、できるだけ合格させよう」という方針なのだ。……
「ハーバードの卒業生が優れているのは『自分と一緒に仕事をすれば、どんな未来を拓けるのか』
『自分の事業に投資すればどうして儲かるのか』という説得力のある物語を紡ぎ出し、人とカネを動かすプレゼン力。
エッセーはその力量を測るのに、最適な課題ではないか」……
こうした能力をペーパーテストだけで測ることは不可能だし、これからの時代のエリート、リ-ダーに求められる資質であることは疑いない。
なぜなら、グローバル時代のリーダーに必要な能力とは「異質な文化や経済、人種的な背景を持った人々を、言葉を使って説得し、まとめ上げる力」に他ならないからだ。……
SATという大学進学適性試験がありますが、いわゆる足切点はなく、エッセイや課外活動、推薦状などの人物評価を含め、総合的に判断されるアメリカの入試。
一方、基本的に学業成績で合否が決まる日本。
経済成長右肩上がりの時代ならいざ知らず、これでは世界に追いつきませんよね。
学生時代からプレゼン力を鍛えているアメリカ人と、社会人になって初めてプレゼン力を身につける日本人。
これからの時代、この差の実質的結果は大きくなるばかりでしょう。
ふと、新島襄の言葉を思い出しました。
「一国を維持するは、決して二三英雄の力に非ず。実に一国を組織する教育あり、智識あり、品行ある人民の力に拠らざる可からず」
もっと教育に力を入れないと、グローバル時代における日本の未来は……。
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