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↑「『専業主夫』になりたい男たち』を書いた
少子化ジャーナリスト、作家 白河桃子氏に聞く」より
「主夫」は個人の選択ではなく、家族のサバイバル戦略。
キャリア女性たちの活躍の裏にある現代夫婦の新しい姿を描き出す。
(077)「専業主夫」になりたい男たち (ポプラ新書)/白河 桃子

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…… 11万人は年金の第3号被保険者数で、「妻の扶養に入っている」男性数。
専業主婦は680万人だから、確かにマイノリティといえばマイノリティ。……
ただ、役割を男女で逆転したからといって、主夫は主婦とまったく同じではない。
大黒柱の妻は夫の男らしさとしてのプライドを大切にしてあげている。
当たり前の夫婦と役割が逆なことを意識してしっかり話し合い、お互いを尊敬することを忘れない。……
これは一つの夫婦戦略だと痛感させられる。
今、子どもを持ったら、働きにくい日本で、仕事も家庭もと両立させるのは難しさを伴う。
その局面で女性が社会で活躍するときに、陰にはこういう存在がいるのだなと、再認識させられた。
いや、増えては困る。
仕事と家庭を両立できない職場だから、夫婦どちらかが家庭専業にならざるをえない。
両立できないからこそそうなっているので、専業主夫が増えたからといって問題は解決しない。
ただ男性も主体的に家事、育児をすると、それで楽しいはずだし、子どもものびのびしている。
夫婦のあり方の選択肢を増やすに際して、目からうろこの選択肢にはなる。……
女性が活躍する社会にするには周りの働き方も変えていかないといけない。
「専業主夫」は、家族のサバイバル戦略であり、増えては困るもの。
白河先生のこの見方に、なるほどと思いました。
ただ、私は、増えて困るほど、専業主夫が増えることはないと思います。
若干増えたとしても、マイノリティのままでしょう。
まだまだ「専業主夫」になるには、ハードルが高いと思います。
家庭にある程度の経済力があること。
本人が不要なプライドは捨てて、妻の縁の下の力持ちになりながら、自己肯定感は高いこと、など。
会社や地域の意識も、時代についていけていないでしょう。
だからこそ、今は、もっと「専業主夫」が増えればいいのではないか、と私は期待しています。
「専業主夫」を輩出できる家庭は、限られているのですから。
ちなみに、私はこちらも読みました~↓
(010)格付けしあう女たち (ポプラ新書)/白河桃子

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専業主婦になりたい女たち (ポプラ新書)/白河 桃子

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