人間は誰でも怠け者。必要なのは「怠け癖を考慮した設計」という考え方 | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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人間は誰でも怠け者。必要なのは「怠け癖を考慮した設計」という考え方≪続きを読む≫



……なぜ環境が大切か 

…… 人間の無意識の脳は、進化の過程で、身の安全を保つよう習慣づけられてきました。脅威にさらされた際は、瞬時の判断が必要になるので、脳が"シン・スライシング"という能力を使ってそれを行うのです。どういうことかと言うと、脳が、現実のある小さな断片から一般法則を導き出し、それをもとにどんな行動を取るか判断するのです。

つまり、あなたの作業空間に存在するトリガーやキュー(無意識のうちに反応を引き起こす刺激)は、あなたの意識的な認識に影響を及ぼすだけでなく、無意識の脳による思考や行動までも変えてしまうということです。……

では、環境があなたの思考や行動を変える力が、いかに、あきれるほど強いかを示す研究報告を紹介しましょう。

数秒間熱いコーヒーを持たされた後に、ある仮想の人物について判断するよう言われた学生たちは、アイスコーヒーを持たされたグループよりも、対象の人物が温かく好意的だと説明する確率が高かった。 人は、視界にブリーフケースがあると、それがたとえ壁にかかったブリーフケースの写真でも、競争的な言動をとりやすいことがわかっています。そしてこの効果は、被験者がブリーフケースの写真を見たことを自覚していなくても生じるのです。

「下がる」「落ち込む」「低い」「無意味」「がっかり」といった言葉を常に使っている人と話すと、自分もそのような気分になる可能性が高い。……

では、どうすれば、仕事時間に自分を理想の心理状態(モチベーションが高く、生産的で、クリテイティブな心理状態)にするための環境が作れるのでしょうか? 


モノに制圧される前に制圧する

……家のクローゼットであれ、オフィスのデスクであれ、周囲に物があふれていると、集中力や情報処理能力に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

それはまさに、プリンストン大学の神経科学者たちが、整理整頓された環境と散らかった環境での人々の作業パフォーマンスを観察して発見したことでした。……

しかし、暮らしのなかの不用品を捨てればよいという簡単な問題ではありません。…… エール大学の研究者らが最近、人が愛着をもった持ち物を手放すとき、それに反応して痛みに関連する脳の部位(前帯状皮質と島皮質)が光って、活性化を示すことを特定しました。これは、紙で手を切ってしまったときや、熱すぎるコーヒーを口にしたときに身体的な痛みを感じて光るのと同じ部位なのです。

つまり脳は、大事な物を失うことと、身体的な痛みを生じさせる原因を、同じこととして処理しているということです。

では、散らかりのストレスを低減するにはどうしたらよいのでしょう?

制限を設ける:ツイッターでフォローする人の数であれ、開いているブラウザのタブの数、ノート、雑誌の数であれ、制限を設けてそれを守ることが、ため込み防止の最善策です。

小さい収納スペースを使う:パーキンソンの法則によると、人は、与えられた時間があればあるだけ使ってしまうそうですが、散らかりについても同じことが言えるのです。……

月に1回、仕事場を見直す:毎月、掃除、整理整頓、断捨離のための時間を設けて実践しましょう。……


頭の領域ごとに違う場所を使う

…… 人の脳は、習慣が大好きです。つまり、異なる場所を特定の行動と結びつけることができれば、作業フロー向上に役立つはずです。これは「タスク・アソシエーション(タスクの連想)」と呼ばれ、脳が、特定の場所に行ったら特定の行動を起こすという連想をすることを指します。……


うまくできるような設定を自分に仕掛ける 

自分には、ハードなタスクをやり抜く意志力と自己制御力があると思っている人も少なくないかもしれませんが、私たちは皆、根は怠け者なのです。しかしそれは100パーセント自分のせいではありません。必死にエネルギーを節約することを教え込まれた脳が、タスクが難しいか易しいかだけで、無意識の判断を下しているのです。ですから、生産的な作業空間を作りたければ、あなたのやろうとする作業が簡単にできるようにする、ということに重点を置きましょう。

スタンフォード大学で教える心理学者のBJ Fogg教授は、これを「怠け癖を考慮した設計」と呼んでいます。

スマホの電源を切って引き出しの中にしまっておけば、チェックしたい衝動に駆られても面倒なプロセスを通らなければならない、といった簡単なアイデアもあれば、テレビのコンセントを抜いてクローゼットにしまうというアイデアまであります。……




引用が長くなりましたが、例も面白かったのですから。

無意識は自分では気がつかないだけに、侮れないですね。


物については、散らかっていても、私個人的には気になりません。

外界に気を奪われるのは、集中力が足りないから、という考えなので。

子どもの頃は、お片づけをしてから、心機一転して勉強しようと思っていたのですが、結局、片付けに時間がかかるばかりで、なかなか勉強しない。(笑)

それでは本末転倒しているので、勉強する時の優先順位は、まず勉強、と決めたのです。

だから、自分の部屋が豚小屋でも、平気。

でも、学校や会社では、綺麗に整理整頓しています。

何故かというと、皆が皆、私のように気にならないわけではないので、人に不快感を与えないために。

パフォーマンスが下がるのであれば、なおさら環境を整えないとね。


「怠け癖を考慮した設計」、私は実行していることがありますよ。

テレビを置かない。

意志薄弱な私は、いい番組だけではなく、どうでもいい番組まで観てしまうから。

365日、傘を持ち歩く。

天気予報をチェックし、傘を持って行くかどうかを悩まなくてすむように。


     
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