1枚1000円のマスク | いきいきるんるん♪ 微笑み返し

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サンデー毎日 2015年12月13日号 [雑誌]/著者不明

¥価格不明
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↑ 「北村森の一生逸品
1枚1000円のマスクを縫う人」より

…… 今回はたった1枚で約1000円、つまり、廉売品のざっと100倍はする値段のマスクの話です。

富裕層が買うマスク、というわけではありません。

ごく一般の女性用や子ども用を中心に、多い月で1万枚もの出荷を記録しているらしく、立派なヒット商品です。……

なぜ売れているのか。

まず、デザインが可愛い。

リボンをあしらったり、レースで編まれていたり……。

子ども用のものは、うさぎ柄であったりします。

さらに、品番によっては今治タオルの生地を使うなど、肌ざわりがとても優しく、着け心地が確かにいい。……

事の発端は、ひとりのママとの出会いだったといいます。

そのママが言うには、幼稚園の通園バスを使う際、園児にマスク着用が義務づけられた。

ところが子どもたちはマスクを着けたがらない。

面倒だし、不織布のべたべた感を子どもたちは嫌がったらしい。

そこでママ友が集まって相談が始まったそうです。

可愛い柄で触感のいいマスクを手縫いで作ってしまおうー。

出来上がったマスク、子どもたちは率先して着けるようになりました。

そうした話を偶然耳にした社長(もともとは岐阜で寝具会社を営んでいました)は、ママに提案しました。

「そのマスク、もっと世の中に広く広めましょうよ」と。……

そもそものきっかけと同様に、マスクを縫って仕上げるのは、岐阜の〝ママさん職人〟。

これ、いわば内職です。

「昭和の時代に戻りました」と社長は笑います。

ママにとっても嬉しい仕事のはずです。……

3年ほど前に、エストとして商品を世に出し、ネットショップを立ち上げました。

そしていまの大ヒットに……。

内職に携わるママは、現在では30人ほどにのぼるそうです.……

ママさん職人の手仕事、社長に言わせると実に丁寧なのだそう。

「楽する方法に走らずに、ママ目線を貫いているからです」とも。……




ビジネスの種は、どこにでもあるのですね。

ママたちのアイデアも、社長の目のつけどころも、実によかった。

ネット通販という現代的な手法で売る作り手は、昔ながらの内職。

それがとてもうまく機能しているわけです。

マスクにその役割だけを求める人にとっては、1枚1000円のマスクは割高でしょう。

でも、1枚1000円のマスクを喜んで購入する人がいるのは、付加価値があるから。

その素晴らしさです。

win-win-win、三方よしですね~♪


      
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