「日本一“社員”が幸せな会社の『うらやましすぎる真実』
岐阜発『楽園企業』、毎日5時に帰る残業ゼロ術」
荒川 龍 :ルポライター より
社員が幸せで会社も儲かるアメ・アメ・アメ作戦に引き続き第2弾
……「未来工業」の社員たちは、夕方4時45分になると帰り支度を始め、5時にはほぼ誰もいなくなる。
就業時間は7時間15分で、残業も仕事の持ち帰りも禁止。
まさに毎日が「ノー残業デー」だ。……
未来工業は残業禁止の導入後30年間、赤字決算はなく、経常利益率の平均も10%を上回っている。……
実は、以前の未来工業は、午前8時始業で午後5時終業。繁忙期には残業もある、ごく普通の会社だった。……
同社が、「楽園企業」に生まれ変わったのには3つの理由がある。
1.スーパーの閉店時間に間に合わないから
…… 本社が大垣市内から移転すると、同市内に住む多くの社員は、20分以上早く自宅を出なければならなくなった。
退社時間も遅くなり、女性社員からは「スーパーの閉店時間に間に合わない」と不満が寄せられた。
「そしたら始業時間を30分遅らせて、終業時間も15分早めよう」
創業者である山田昭男氏の決断で、「毎朝8時半始業、夕方16時45分終業」の7時間15分の勤務体制が生まれた。
2.残業手当を払うのが、もったいないから
…… 残業手当は、基本給の25%もの割増しになるためだ。
3.仕事だけで人生を棒に振ってほしくないから
「ウチの社員たちには、ほかの会社みたいに、一度きりの人生を仕事だけで棒に振るような人には、なってほしくなかったんや」……
未来工業式「仕事を早く終わらせる」3つのコツ
1.「あきらめる力」を身に付けてさっさと帰る
退社時間が早い未来工業では、仕事の優先順位のつけ方が明確だ。
今日すべきことと、明日でも間に合うことを見極めるには、いい意味で「あきらめる力」が必要になる。
今日すべきことが終われば、上司が残っていても先に帰る習慣づけから始めたい。
2.「業務のムダ」を5分単位で減らす
未来工業では、伝票処理から製造業務まで、5分単位で業務のムダを減らすことが習慣づけられている。
就業時間が短いから効率化が進むわけだ。
まずは、「5分のムダを6つ集めれば30分の自由時間が生まれる」と考えて、取り組んでみてほしい。
「1日5分のムダ削減」を続ければ、1年で5日分、30年で約半年分の自由時間が生まれる。
3.終業時間以降に「家庭の用事」を組み込む
社員の中には、水泳教室への子どもの送り迎えを、終業時間後の予定に組み込む人もいた。
子どもを待たせるわけにはいかないから、仕事の効率も自然と上がり、定時退社を習慣づけやすいと考えたからだ。
家庭の用事以外の予定でもOK。……
ごく普通の会社が、その気になれば 変われるというお手本でしょう。
まずは、トップ層の意識改革。
そして、その心意気を社員に伝播させる。
社長が変わり、社員が変わり、会社がよりよく変わる。
残業0実現には、優先順位のつけ方がポイントになると思います。
そして、1日5分のムダ削減は、塵も積もれば山となりで、年月を経ると大きな違いを生み出すでしょう。
短い時間で効率的に仕事をこなせるようになれば、会社にとっても、社員にとってもいいことづくし。
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