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複数の仕事を同時に進めることは、忙しい人にはよくあること。
しかし、そのような仕事の仕方=「マルチタスク」は脳によくない、という研究結果があるようです。
米Entrepreneurの記事に、「シングルタスク」の著者デヴォラ・ザック氏の意見が紹介されています。
ザック氏いわく、そもそも「脳は同時に2つのことを考えることができない」のだそうです。
「みなさんがマルチタスクと呼んでいるものは、神経科学者の言うところのタスク・スイッチングです。
(2つを同時に考えているのではなく)複数のタスクを短時間で行き来しているのです」
タスクの切り替えは「脳を収縮させてしまう」
彼女は、タスク・スイッチングは生産性を4割低下させるだけでなく、脳が収縮する原因になると指摘します。
タスクを切り替えようとすると「脳がオーバーロードし、大脳皮質が収縮する」といいます。
一方でシングルタスクだと、脳が自然な状態で働きます。
「自然」とは、頭と身体をひとところに置き、ひとつのことに集中できている状態。……
シングルタスクを実現する方法として、記事では以下が挙げられていました。
1つめの方法は、他のことに邪魔されないよう「フェンスを立てる」こと。
何か別に気になることが生まれてしまうと、ひとつのことに集中するのは難しくなるからです。……
2つめは「タスクをまとめる」こと。
これは特にメールに有効な方法です。……
メールに関するタスクをまとめ、受信箱を見る回数を(例えば朝、昼、退社前の1日3回に)限定することです。
3つめは「思い浮かぶことをコントロールする」こと。
業務中に他のことが思い浮かぶのは、誰にでもあることです。
シングルタスクだからといって、思い浮かばないようにするのではありません。
ちょっと横において置けるようするために、付箋に書き留めて、今のタスクにすぐ戻りましょう。
4つめは「振り返りの時間を作り出す」こと。
ハーバードビジネススクールの研究によると、毎日最低15分の振り返りをした人は生産性が平均23%上昇したそうです。……
(文:遠藤由香里)
(参照)Forget Multitasking. Real Productivity Comes From Singletasking.(Entrepreneur)
昔々の学生時代。
私は、テレビを観ながらとか、ラジオを聞きながら、というながら勉強ができませんでした。
何かをする時間と勉強する時間はきっちりと分けないと、どちらも身が入らなくて。
電話営業の会社で、仕事の効率をあがるからと、BGMがかけられていたことがあります。
部長の方針でしたが、私は気が散るので、嫌でした。
どちらの場合も、私が不器用で、集中力がなく、自分に非があるのだとばかり思っていました。
でも、このシングルタスク理論からすると、一つのことに集中するのは、理にかなっていたわけですね。
よかった~。
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