AERA(アエラ) 2015年 6/22 号 [雑誌]/朝日新聞出版
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↑ 「イツメンの調和が崩れた」より
…… 「かつて子どもの人間関係は、地域や学校といった枠組みに強く縛られれていたが、いまはそれが弱体化し、人間関係が流動化している」
こうした状況化では、価値観の似た者と同士でつながっているほうが安心だ。
そのため、子どもたちは共通の趣味や遊びを接点にした「イツメン(いつも一緒のメンバー)」をつくり、その中で「予定調和の人間関係」を目指そうとする。……
筑波大学の土井隆義教授(社会学)は、人間関係が流動化すると、友だちの多い少ないが人間的魅力の判断指標となりがちだ、とも指摘する。
友だちの多い子は人間として価値があり、少ない子は価値のない子だという錯覚が生じやすくなると、誰もが「自分は価値のある存在」だと思ってもらいたい。
だから、友だちをつくるためのコミュニケーション能力が過度に重視されるようになっていくという。……
土井教授は、いまの子どもたちに必要なのはイツメン以外の「居場所」だと話す。
イツメンとイツメンの間には交流がなく、いったんグループから外されると、その子どもに行き場がない。
だから、グループにしがみつくしかないという。……
土井教授は、人間関係の軸足を増やしてやるしかないと言う。
「趣味でも、スポーツでも、何でもいい。
なるべく年齢や世代を超えた人間同士が交わり、子どもたちが『居場所』と感じられる人間関係を一つでも多く築ける場を用意しておく。
これが私たち大人に課せられた役目です」
昨日のブログにも関連しますが、大人の役割ですね。
自分の居場所がいくつかあれば、例えその中の一つがうまくいかなくなっても、自分の存在意義が否定されるわけじゃない。
でも、自分の居場所がどこにもないというのは、とても辛いでしょう。
だから、ある程度の年齢までは、親が子どもの居場所作りのお手伝いをしてあげるといいと思います。
ただ、大きくなったら、自分の居場所を複数持てるようにするのは、自分自身の働きかけ。
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