…… ちょっとした行動が社会を変えるという事実を紹介したコラム「9歳の小学生でも、多額の寄付を集められる」に焦点を当ててみたいと思います。
■イギリスの9歳の女の子の決断
2012年、イギリス・スコットランド地方の公立小学校に通っていたマーサ・ペインという当時9歳の女の子が、学校給食を写真に撮ってブログで公開しました。
なぜなら、1食あたり2ポンド(約250円)の給食は粗末で、とても満腹になれる量ではなかったから。
そこでこの子は、現実を多くの人に知ってもらおうと思ったわけです。
すると、ブログを見た多くの人たちがツイッターで拡散したことから、イギリスのみならず世界中で話題になり、新聞にも掲載されることになりました。
ところが校長先生から、「給食の写真を取ることは禁じる」といわれてしまったのだとか。
■校長先生に世界中から反発が!
しかし、そもそもマーサさんがブログを始めたのは、「開発途上国の子どもたちに食糧を支援している慈善団体の募金集めに協力したい」という思いがあったから。
つまり給食の写真をブログに載せられなくなると、募金も集まらなくなるわけです。
そこで、そのことを嘆く記事を書いたところ、校長の命令に対して多くの批判が寄せられることに。
そんなこともあり、学校側もマーサさんの主張を認めざるを得なくなったのだそうです。
そして結果的に、マーサさんが目標としていた7,000ポンド(約85万円)をはるかに超え、募金額はなんと12万6,701ポンド(約1,700万円)も集まることに。
マーサさんはこれを慈善団体に寄付し、アフリカのマラウイに学校給食の調理場が建設されることになったのだそうです。
■やり方次第で常識は変えられる
このエピソードは、学校という小さな組織で起こっているおかしな命令も、やり方次第で覆せるという事実を証明しています。
もちろんこのケースは策略的なものではなく偶然だったわけですが、そうにしても、納得できないことをネット上で公開すれば、社会という大きな枠組みのなかで共感者を得ることができるということ。……
9歳の女の子が、約1,700万円もの募金を集めて、アフリカに学校給食の調理場が建設された!
その媒体は、ブログ♪
ネットのいい使い方で、素晴らしい限り。
今の時代は、かつてできなかったようなことが可能になりました。
たった一人で始めたささやかなことでも、共感者が増えれば、大きな力となります。
「ちょっとした行動が社会を変える」
本当にそうですね。
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