三越伊勢丹ホールディングスは29日、傘下の百貨店で役員並みの高給をとる「カリスマ販売員」の育成に乗り出す方針を明らかにした。
平成28年にも給与制度を改め、販売成績に応じて役員と同等の高給を得られる仕組みを導入する。
消費税増税後の不安定な消費環境が続く中、他社との競争に勝つには販売力の強化が重要と判断。
好業績に高待遇で報いる環境を整え、有能で意欲的な販売員を増やす。
新たな給与制度の対象は約5千人いる正社員の販売員。
現在1人あたりの平均的な年間売上高は「2千万~3千万円」だが、中には2億~3億円を売る凄腕の販売員もいるという。
現在の給与制度は、基本的に年次や職能に基づいて給与水準を決めている。
業績連動の要素も多少はあるが、凄腕の人と平均的な販売員の給料差は月1万円程度にすぎないという
「会社にもたらしている利益を考えれば、不十分な仕組み」(同社首脳)となっているため、来年度にも労働組合との協議に着手し、売り上げ実績次第で「役員並み、少なくとも部長以上の給料がもらえるようにする」(同)方針だ。
同社は、商品の企画・生産から販売を一貫して手がける製造小売りと呼ばれる手法の導入で、コスト削減に取り組んでいる。
この手法は、百貨店業界で一般的な、メーカーなどから仕入れる手法と違って返品ができず、商品を売り切る必要があることから販売力の強化が課題になっている。
お客様運なるものはあると思います。
でも、運だけだったら、突出した高売上げ高をコンスタントに継続することはできません。
やはり数字を叩き出す販売員は、人知れず努力をしています。
一生懸命になって会社に貢献する人とそうでない人との給与差が1万円というのも、不合理。
スゴ腕販売員の高給優遇策は、販売力強化につながるでしょう。
給料がすべてではないけど、励みになる人もいますよね。
ただ、販売員同士の足の引っ張り合いもあるだろうから、そのフォローも大事ですね。
それはそうと、以前、のっぷっぷ@特定社労士&行政書士@幕張本郷先生が、勉強になるよ~と勧めていらっしゃいました。
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密かに尊敬申し上げる先生がおっしゃるならと、漫画喫茶に数日通い、全巻読破しました。
漫画を読むのは○年ぶりでしたけど、結構ハマりましたよ。
この漫画のお陰で、デパートとかバイヤーの世界の職業観にふれることができ、なるほど勉強になりました。
さて、それでは、役員報酬並の給料を手にするカリスマ販売員の誕生を楽しみにしております。
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