見た目はよく似ているのに意味は反対である。
吉野弘さんは詩に書いた。
<「怏」(おう)の中に「快」がある>と。
「怏」は、うっとうしいこと、むかつくことである。……
風雪に耐えた木に、やがて花が咲く。
遠い昔、どこのどなたが二つの字を似せてこしらえたのかは知らないが、酸いも甘いもかみ分けた苦労人に違いない。
吉野さんは、先月吉野 弘『祝婚歌』~二人が睦まじくいるためにはでご紹介させていただきましたが、実に「深い」方でいらっしゃいますよね。
<「怏」の中に「快」がある>というフレーズも、感じ入りました。
字を見れば、それはそうなのですが、この洞察力と目のつけどころは、さすがです。
うっとうしいこと、むかつくこと。
現代社会の真っ只中で生きている限り、こういうことに出会わない、という方は稀でしょう。
ありますよね~。
うっとうしいこと、むかつくこと。
その時に、おまじないのように唱えたいと思います。
<「怏」の中に「快」がある>と。
「冬来たりなば、春遠からじ」ですね。
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