
「1日30秒」でできる 新しい自分の作り方/フォレスト出版

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↑より …… 私たちは、突然に何の理由もなく急に緊張したり、ビクビクしたり、ドキドキしたりしません。……
たとえば、「スピーチをしなければならなくなる」から、ビクビクしたり、怒られるからドキドキしたりするのです。
この「スピーチをする」とか「上司が怒る」という「自分がビクビクしたり、ドキドキする最初のきかっけ」をストレスに関する心理学では、「刺激」と言います。……
そして、そういった刺激が私たちの前に現れると、私たちは「その刺激によって、ビクビク・ドキドキさせられる」と思いがちです。
たとえば、
「オレがこの上司といっしょにいるとそれだけで気分が悪くなる」
「私は人の前に立っただけで緊張してビクビクしてしまう」
というような、「ある状況のせいで不安やストレスを感じる」と思ってしまっています。
しかし、そうではありません。ここがカギです。
「緊張してビクビクする」「不安でドキドキする」といった「反応」は、無意識に行うあなたの「思考フィルター」により生まれるのです。
この「刺激に対して、どのようなフィルターをかけるか心で考える部分」を心理学では「評価」と言います。
緊張して話せなくなったり、上司の前でドキドキしたり、苦手意識を持ったりするのは、評価の部分が原因なのです。
つまり、「スピーチ」 → 「ビクビク」 ではなく、
「スピーチ」 → 「失敗したらどうしよう」(評価) → 「ビクビク」 という形ですべての感情は起きているのです。……
「評価」とは、「あらゆる刺激をどのように認識するかを決める部分」でしたね。
「自分の心の中にあるフィルター」とも表現しましたね。
その評価の部分をどうやって健全な評価として、変えていくか。
コーピングとは、英語の「COPE」という動詞にINGをつけたもの。
COPEとは、対処するという動詞です。
……コーピングスキルとは、ストレス対処スキルと呼ばれるものです。
このスキルを使えば、自分の評価を健全に変えることができ、その結果、反応が健全になります。……
本書には、具体的なコーピングスキルが掲載されていますが、要は、自分で感情を調整できるようになる、ということです。
スピーチは別として、子供の頃からストレスをストレスと感じないタイプの私は、逆に何故自分がそうであるのかがわかりました。
魔法の言葉があったのです。
「ま、いいか」と「私は私」。
評価の部分でこの言葉を使うと、ストレス認知力が低くなります。
そもそも、ストレスがない人生なんてあり得ません。
受け止め方次第。
その受け止め方は、自分で変えれるのです。
よく言われるように、過去と他人は変えられませんけど。
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