
引き続き、柴田孝之著『試験勉強の技術』より
80 やろうと思ったことは、すぐやれ
……いいと思ったことをすぐにやることができない人がたくさんいるわけです。
いいと思っても、億劫でやる気がおきません。
しかし、いいことをすぐにできる柔軟性がない人は、能力をアップするための貴重な機会を大量に捨てているのです。……
結果を出すには、最適な手段をとることです。
その手段をとることが遅れれば、その時まで能力は伸びません。……
実力がある人は、全体の2割ぐらいしかいないといわれます。
それは、多くの人が自分の感情をコントロールする手段も、気力も持っていないことから根拠づけられます。
陸上競技にたとえるならば、前に進まないで止まっている人や、とぼとぼ歩いている人がほとんどなのです。……
走り出すだけで他人よりも抜きん出ることができるはずです。
その走り出すための方法が、いいと思ったことはどんなに面倒くさくてもとりあえすやってみる、すぐにやってみることです。
人は習慣がついていないことをすることを億劫に思うものです。
いいと思うことをすることにブレーキがかかる理由はここにあります。
しかし、いったん習慣になってしまえば、それほどの苦痛は感じないものです。
最初の立ち上げの苦労さえ過ぎてしまえば、そのままエネルギーを加えなくても走り続けていくことができます。
そのときまでやせ我慢でよいので、自分を奮いたたせる必要があるのです。
面倒くさがり屋の私には耳が痛い話。
やる前にいろいろ理由をつけてしまうのが、私の悪い癖でして。
区切りのいい1日からとか、心機一転して明日から、とか。
それでそのまま流されてしまう。
やろうと思ってやらなかったこと。
数知れずあります。
皆さんは、そんな私を反面教師にしてください。
とりあえず、走り出してみる。
そして、習慣化する努力をする。
皆さんの奮闘を応援しております。
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