
週刊 ダイヤモンド 2014年 6/28号 [雑誌]王者タケダ(武田薬品)の暗雲/アドラー「今.../著者不明

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↑ 「今こそ! 『嫌われる勇気』
仕事に効くアドラー心理学」より
アドラーの教えを読み解く上で重要なキーワードは三つある。
「目的論」「承認欲求の否定」「共同体感覚」だ。……
原因論とはフロイトに代表される考え方で、あらゆる事象には、必ず原因があるというものだ。……
アドラーの目的論では、あらゆる事象に対して、「目的は何か」という観点からアプローチをする。……
承認欲求というと難しく聞こえるが。いわば「人に好かれたい」という気持ちである。
アドラーはこの承認欲求を人間にとって必要ないものだと断言する。
なぜか。
他人からの承認を求めてしまうと、他人の期待に生きることになる。
それは自分が「わたし」であることを抑え、自分の人生を生きていないことになる。……
では、承認欲求を捨てて、周りから「嫌われる勇気」を持ち、自分のことだけ考えていればよいのかー。
そんな疑問に答えるのが、最後のキーワード、共同体感覚だ。
別の言葉で言えば、「他者に貢献できているという感覚」である。
アドラーは、人間が幸せを感じるのは、他人に貢献することで、自分の価値を感じられた瞬間だと考える。
フロイト、ユングと並ぶ心理学の三大巨頭であるアドラー。
アドラー心理学は、自分が変わるための心理学です。
これまでの人生に何があったかということよりも、これからの人生をどう生きるか。
そこに焦点をあて、原因ではなく目的を考えるというあり方に、私は共感しています。
ただし。
すべての人の希望や期待には応えられない。
だから、すべての人に好かれようとは思わない。
子供の頃からずっとそう思ってきた私でさえ、嫌われたくはないのが本音。
日本人の場合、「嫌われる勇気」というとハードルが高いので、皆にいい人だと思われなくても構わない、という位の気構えでもいいのではないでしょうか。
人間が幸せを感じるのは、他人に貢献することで、自分の価値を感じられた瞬間。
それは、本当にそう思います。
日本ではあまり知られていないというアドラー。
この機会に学んでみるのも、いいですね。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/ダイヤモンド社

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