
6/27 読売新聞より
東京・西新宿の雑居ビルにある「まるみ名刺プリントセンター」には社長以下8人のスタッフのうち、知的・精神障害者が3人いる。
社長の三鴨岐子さんの考え方はシンプルだ。
「採用したら、たまたま障害があっただけ。
みな能力が高く、見習うところが多い人材です」
窓口対応やレイアウト、印刷ー。
別け隔てなく仕事を任せている。
「障害者手帳を持っているかどうかは、仕事の出来栄えと関係ない。
好不調の波があるのは健常者も障害者も一緒です」と話す。
睡眠障害に悩むなど、確かに体調に波が出やすい面はある。
でも、それは人を会社に合わせるのではなく、会社を人に合わせることで解決できる。
朝が得意な人は「早出」、そうでない人は「遅出」の勤務にし、遅刻も問題にしない。
「みんな仕事がしたくてここにいる。
遅刻には理由があるはず。
周囲から『緩い会社』と思われようとも、従業員のやる気を信頼しています」と言い切る。……
障害を持つ人を雇用するようになって8年。
彼らが大きな戦力になるという実感を年々強めている。
「なにしろ真面目。
たとえば、こちらが仕事を先送りしようとしても、絶対に許してくれませんから」と笑う。……
多忙の合間を縫って、障害者雇用を実践する経営者として、月1回のペースで講演活動もこなす。
「障害を持つ人と働くのは、特別なことでも大変なことでもありません。
そのことを多くの経営者に知ってほしい」
会社が「緩い」ことがマイナスに作用することがありますが、ここはそうではありませんね。
障害者それぞれの持ち味を活かす工夫をしていらっしゃるのは、さすがです。
信頼され、任されれば、モチベーションは否応なく上がるもの。
会社を障害者に合わせることは、長いスパンで見れば、会社にも利益をもたらし、WIN-WINの成果に結びつくと思います。
障害者に優しい会社は、普通の一般社員にとっても働きやすい職場のはず。
いきいきと仕事に取り組んでいらっしゃることでしょう。
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