
6/16 読売新聞
「シャボン玉浴用 『無添加一本』の決意」より
発売以来、製法を変えていない商品だ。
生まれたきっかけは、意外なところにある。
1971年、国鉄(JR)からの機関車を洗浄するための粉石けんの注文だ。
さびの原因となる酸化防止剤などが加えられていない無添加で高純度のせっけんが求められ、同植物油脂を100%使用した商品を製造した。
これを洗濯や入浴で試しに使ったのが当時の社長、森田光徳だ。
すると、長年悩まされていた湿疹の症状が治まる。
湿疹の原因は、自宅で使っていた自社の合成洗剤にあったこともわかった。
「体によくないものは売りたくない」ーー。
これを契機に、森田は主力事業だった合成洗剤の製造販賣から撤退し、74年、無添加せっけんの製造販売一本に切り替える。……
息を吹き返したのは91年ごろ。
環境保護への関心が高まり、「自然派」の製品が求められるようになった。……
飛ぶように合成洗剤が売れた時代にそこから手を引くとは、さぞかし社内で喧々囂々の論争があったことでしょう。
でも、社長が凛として「体によくないものは売りたくない」というポリシーを貫かれた!
感動しました。
農産品などで、出荷するものと自宅で食べるものが違う、ということを聞いたことがあります。
体によくないものだと知っていても、儲かるから売ってしまう。
でも、自分たちは安全なものを口にする。
そんな小ざかしいやり方とは、一線を画しています。
そして、結局、いいものはいいから、生き長らえる。
素晴らしいですね。
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