
引き続き、柴田孝之著『試験勉強の技術』より
75 勉強はつまらないものだ
勉強は単調なものです。
勉強をしたからといって、目に見える見返りがあるわけではありません。
だから、勉強しているとつまらなく思えてきます。
ところが、ものの本では、勉強は楽しい、積極的、意欲的にしなければならないんだという主張をされることがよくあります。
こういう主張に触れると、勉強することがつまらないと感じるのは、程度が低く、恥ずかしいことではないかと思えてきます。
しかし、試験勉強というのは弱点とその克服です。……
しかも、それを克服するというのは一筋縄ではいかない場合も多々あります。
なかなかうまくいかないものにつきあうというのは、これも忍耐がいることです。……
本の著者というのは勉強好きです。
勉強好きだから、学者になったり文化人になったりしています。……
勉強がつまらないと感じるのは恥ずかしくも何ともありません。
その代わり、勉強がつまらないのは勉強を怠る理由にもなりません。……
勉強するのがつまらなく感じたら、当たり前だと簡単に考えてください。
とはいえ、無意味に苦痛に耐える必要はありません。
だから、問題が解ければそれ以上知識を理解しようとする努力はやめにします。……
おぉ、受験生時代にこのことを知っていればよかった。
といっても、実際、私は勉強嫌いを公言し、試験に出ないところは勉強しないタイプだったので、知らなくても特に影響はありませんでしたが。(笑)
るんるん気分で勉強しようと思って、るんるんりかちゃんというペンネームをつけた私。
それは、もともと淡々と勉強していたからです。
思うに、勉強好きの人は、試験に出る出ないより、自分の興味に走ってしまう嫌いがあります。
そういう意味で、勉強嫌いは割り切りがよく、試験向きかも。
受験生の皆さん、勉強は楽しくなくて当たり前ですから、ご安心を。
つまらない勉強をご苦労様~。
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