
引き続き、柴田孝之著『試験勉強の技術』より
74 自分の能力に疑問を持つな
人間は感情の動物です。
論理は感情をコントロールするための道具にすぎません。
気持ちの持ち方によって、できないものができるようになります。
できないものができるようになることもあります。
時間がとれない。仕事さえすれば生活できるから勉強などしなくていいのではないか。
大人には勉強をすることをやめるような事情がたくさんあります。……
始めてしまえば、どうしても時間とお金、手間を使うことになります。
なのに、途中で挫折すれば、こういう資源が全て無駄になります。……
人間は成功体験を積み重ねれば積み重ねるほど、自信がつきます。
反対に、失敗した体験が積み重なるほど、何をやってもうまくいかない気がしてきます。
自分の能力アップ、キャリアアップのためにも挫折は絶対にしてはなりません。
挫折をせず、成功をするためには自分の能力に疑問を持たないことです。
疑問を持てば、自分のしていることは無駄なのではないかという不安が生じます。……
結局、感情をうまくコントロールして、自信を持つことが成功する確率を高める方法だといえます。
だから、「自分ができる」と信じてください。……
「できる」と信じるには、自分の能力を信じるのが望ましいといえます。
しかし、そう思えないという人は、講師を信じるのでも構いません。……
どんな理由でもよいので、「自分はやればできる」と思いこめばそれでよいのです。
挫折はNGですが、方向転換はありだと思います。
私には、落ちたままの試験がいくつかあります。
時間も労力もお金も有限なので、自分の興味がなくなったもの、必要性を感じなくなったものは追いませんが、未練もありません。
ただ、どうしようかと心揺れ動いている方の場合は、簡単には諦めない方がいいのではないでしょうか。
私は、子供の頃からずっと「りかちゃんだって、やればできるもん」と思ってきたので、不安で勉強が手につかない、ということはないタイプです。(面倒臭いから勉強しない、ということはあっても)
それが、行政書士試験とのW受験の時は、社労士の勉強をしていると行政書士試験のことが気になり、行政書士の勉強をしていると、これで本命の社労士試験に落ちたらバカみたいだ…と、余計な雑念を抱えました。
不安は、エネルギーと時間の浪費。
そう実感しました。
自分はできる、と思い込むことは、大切です。
「できる、できる」とおまじないをかけましょう。
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