
引き続き、柴田孝之著『試験勉強の技術』より
55 合格体験記を妄信するな
…… 合格体験記を読むと、合格者ごとに主張が違っています。
結果、どれを信じればいいのか分からなくなることがあります。
合格体験記というのは、体験記ですから、単にその合格者がしたことが書いてあるだけです。
本当に正しい勉強法が書いてあるとは限りません。……
合格者は自分の印象通りに合格体験記を書きます。
印象が強いのは、ひとつは、自分が合格するまでに苦労した点です。
だから、暗記に苦労した人は、暗記の方法に重点をおいて体験記を書くし、理解に苦しんだ人はそのことを書きます。
また、合格者は勉強法を変えて試験に合格した場合、最新の方法が一番役立ったと考えます。……
しかし、実際には自分が長く取っていた勉強法がやっと功を奏したのかもしれません。
両方の勉強法が必要だったかもしれないのです。……
そうそう。
合格体験記なるもの、言っていることがマチマチですよね。
だから、私はどの体験記も鵜呑みにはせずに、割り引いて読んでいました。
そんな私ですから、社労士試験の勉強時間1000時間というのは、予備校の“宣伝”だとばかり思い込んでいたのです。
一部にはそういう危篤な人がいるかもしれませんが、普通の人はそんなに勉強しないと。
だからこそ、社労士試験と行政書士試験の同年度W受験などを平気でやってしまったわけです。
すでに実力がある人や努力家ならいざ知らず、全くもって無謀でした。(汗)
それから、私は理解を促すブログ記事は、一切書いていません。
これも、ご指摘通りの結果。
私自身が怠惰で、暗記が苦手なので、暗記を強調してしまいます。
暗記、暗記というので、暗記派のように思われることがありますが、そうではありません。
メンタルヘルスマネジメント検定のⅠ種の試験で、論述試験はパスして(正確に暗記していなくてもOKのテーマ時)、マークシート試験で落ちたのが、
それはともかく。
合格体験記は、それが本人のモチベーションアップになるなら、読むがよし。
モチベアップにつながらないなら、むしろ目にしない方がいいと思います。
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