
週刊文春でASKAの覚せい剤使用疑惑が報じられてから約10ヶ月。
覚せい剤使用を否定したASKAを信じ続けたファンは、さぞかし辛いでしょう。
ASKA、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。
ファンならずとも、残念です。
一番最初は覚せい剤とは知らず、滋養強壮剤とか栄養補給剤などと言われて、気軽な気持ちで手を出したのかもしれません。
でも…。
覚せい剤は、怖い!
一度使用すると、陶酔感、爽快感、疲労からの解放感などが得られます。
ところが、覚せい剤が切れると、逆に激しい脱力感や疲労感にさいなまされます。
これらの副作用から逃れるため、また、覚せい剤が欲しくなってしまう。
耐性ができるため、どんどん使用量が増え、乱用するという負のスパイラル。
覚せい剤は薬物の中でも特に中毒性・依存性が強いので、これはマズイと気がついた時には、個人の意思の力ではどうにもならない状態に陥っていたはずです。
先日驚いたのは、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、小学校の校長先生が逮捕されたこと。
当初は否認していましたが、覚醒剤所持を認めました。
「妻に申し訳ない」と話していたそうですが、児童と保護者には申し訳なくないのか、と少々憤りを感じました。
ストレス過多の社会です。
真面目な性格だと評されるASKA。
件の校長先生も、真面目な性格だろうと思います。
それが悪いわけではありませんが、物事を俯瞰し、現実とうまく折り合いをつける器量があればよかったのに。
一時的に現実逃避できるものにすがっても、自分の首を締めるだけ。
ところで、「ダルク」なるものを御存知ですか?
ダルクとは、ドラッグ(DRUG=薬物)のD、アディクション(ADDICTION=嗜癖、病的依存)のA、リハビリテーション(Rihabilitation=回復)のR、センター(CENTER=施設、建物)のCを組み合わせた造語で、薬物依存者の社会復帰を支援する民間リハビリ施設です。
夫の転勤で名古屋にいた時代、ダルク支援のためのチャリティーコンサートのお手伝いなどをしていました。
名古屋ダルクを設立し、当時、代表だった外山憲治さん。
実は、ご本人自身が薬物依存者でした。
いつでもやめられると思って薬物に手を出したら最後、18年間もの間、薬物の誘惑を断ち切れずに苦しんだとのこと。
薬物依存は、病気です。
でも、ダルクのような適切なケアがあれば、復帰できます。
ASKAは。
一過性脳虚血症も、覚せい剤が原因でしょう。
脳萎縮までしてしまったとしたら、ASKAの才能がもったいないです。
覚せい剤がいかに心身共にボロボロにするか。
疲れがとれるとか、痩せるとか甘い言葉の罠にのったら、その後、どんな悲惨な状況が待っているか。
芸能事務所でも学校でも家庭でも、もっとしっかりと啓蒙しないといけませんね。
これ以上、不幸なことが起きないように。
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