小さな不幸は福の予兆」より
「どうしたら小説家になれますか」
と聞かれても、そう簡単には答えられない。
答えられないけれど、しばしば尋ねられるので、ご用とお急ぎの方々のために適当な客が用意してある。
「才・執・運ですね」……
「それなりの才能は必要です。
でも小説家は画家や音楽家とちがって遅咲きの能力ですから、生まれつきの資質だけが決定的とは言えない。
むしろ三十過ぎまで社会経験や人間観察に努めて培うことも大切です」……
「それから執念ですね。
簡単に諦めてはいけない。
十年くらいは本気で挑む覚悟がほしいですね」……
「そして最後は運。
これに恵まれないとむつかしい。
運をつかむためにも執念が必要でしょう」
これは小説家に限らず、色々なことに通用するノウハウだろう。……
私は運の配分についてユニークな考えがあり、それは神様は手数としては公平に運をばら撒いてくれるが、なにしろ滅法忙しいので、中身までは吟味が及ばない。……
だから、幸運をもらうとときは、デカイやつ。
不幸だって、小さいのは気にしない。
むしろラッキー・カム・カムの前兆だ。
大事の前では競馬とか、くじ引きとか、小さいことはマイナスでよろしい。
すると神様は、「あいつには気の毒なことをしたな」
次にドーンと大きい幸運がやってくる。……
なるほど「才・執・運」は、世間一般で通用することですね。
残念ながら、私には「才・執」はありませんが、意外と「運」はいいかも。
いいといっても、そこそこですが。(笑)
「小さな不幸は福の予兆」
うんうん。これ納得。
小さな不幸の中で健気に生きてこそ、大きな幸せがもたらされると思います。
不幸は小さく。幸福は大きく。
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