伊藤忠商事は、昨年10月から試験的に導入している勤務時間の「朝型シフト」を、4月から本格実施する。
深夜残業を禁止し、早朝出勤を促したところ、業務の効率化が進み、会社が負担する残業代も減った。社員からも「朝型の生活は健康に良い」と好評だ。……
始業は午前9時、終業は午後5時15分で、海外部門など時間外勤務が欠かせない部署を除いて、午後8時から午後10時までの残業は原則禁止する。
深夜勤務(午後10時~午前5時)も禁止で、社屋は午後10時に完全に消灯している。
早朝勤務を促すため、午前5時から午前9時まで働いた時には、深夜勤務と同様の時間外手当を払う。
管理職にも同様に時間外手当を払うことにした。
伊藤忠が実施した調査によると、午前5時~午前8時に出勤した社員は……前年同期の約2倍に増えた。
午後8時以降に退社した社員は……実施前の5分の1に減った。
総合職の残業時間(月間平均)は、実施前の1割減の約43時間で、会社が支払った残業代としての時間外手当は総額5%減った。
社員からは「心身ともに新鮮な気持ちで仕事ができる」「能率が上がった」などの意見が多い。
生活習慣病などに詳しい神戸大医学部の塩谷英之教授は、「朝型勤務への移行によって生活リズムの改善や健康増進が期待できる」と評価する。
企業側からすると、生産性が上がり、残業代の削減。
社員側からすると、帰社後、家庭生活を充実させるなり、趣味に励むなり、好きなことができる自由時間が増え、食生活の改善や早起きの習慣も身につき、心身共に健康に。
早起きが苦手な人にとっては辛いかもしれませんが、いいこと尽く目ではありませんか。
残業より、朝の時間の有効活用。
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